自分の世界が変わる瞬間って、案外〝いつもの日常〟からふいに訪れるものな気がする
「なんか世界が違って見える、今までの自分じゃないみたい」なんて聞くと、この人は何か特別なすごく大きなことをやり遂げた後なのかなとか、自分の価値観を変えるようなすごく大きな出来事があったのかな?なんて思ったりしますが、実は「自分の見えてた世界が変わる時」って、そんな特別な大それたものから起こるのではなく、案外どこにでもあるような自分の〝いつもの日常〟から、ふいに起こるものなんだと思います。
例えば、
いつもの書店に行ってふと手にとった一冊の本から人生が変わった。
いつもの会社からの帰り道、何気なく立ち寄ったお店でたまたま流れてきた音楽からインスピレーションを受けて何か思いついた。
いつもの飲み会で、たまたま友達から言われた言葉から自分の本当にやりたいことに気がついた。
なんて、そんなどこにでもあるようなありふれた自分の〝いつもの〟日常に、ほんの少しの小さな〝きっかけ〟が加わる。
今、社会的に大きなことをしている人達だって、初めはそれほど特別な何か大きな出来事がその人達にあった訳じゃなくて、きっとそんな「いつもの日常のほんの小さなきっかけ」から全ては動き出したのではないのかなって思います。
そして一番大事なことは、その小さなきっかけにちゃんと気付けるか、そして気づいた後「少しでもそれに向かって行動ができるか」で人生は変わるのだと思う。
その行動の変化はそんな大きな「よし!やるぞ!」なんて気合いを入れなきゃいけないことからやるのではなく、ほんの些細な変化からでもいい。
「こんなことを将来できたら幸せに暮らせるのになぁ〜」なんて何かを思いついたなら、「それをやるならちょっと勉強が必要だ。でも今のままでは時間がない。それなら自分の時間を確保する為にまずは早く仕事を終わらせるように効率をよくしよう」とか、いつもの自分の日常からほんの少し行動を変えることで、そこからあなたの人生は大きく変わり始める。
遠くに行きたかったらまずは小さくても一歩、歩き出してみる。
そしたら次のもう一歩が自然に踏み出せるはず。そうやって一歩一歩、前へ前へ、時には後ろを振り返ったり、寄り道をしたり、立ち止まったりしながら、自分のペースで一歩ずつ歩いてみる。
そして気づいた時にはすっごく遠くへ、今とは全く違う景色が見える場所に辿り着いてるはずだから。
だってプラスな前向きな気持ちで何かをしたら、結果はプラスなことしか起こらないはず。
そうやって他の誰でもない自分を信じてあげる。
遠くに連れて行ってくれるのは自分自身なのだから。
きっとみんな、「よし、今日から人生変えるぞ!」なんて思って、実際に自分の人生を変えるできごとに遭遇しているわけじゃなくて、その自分の「いつもの日常」を〝自分を変えるきっかけ〟にできているかどうかだけの違いなんです。
そして変わった自分が後に振り返った時に「私はあの出来事から人生が変わりました」と言って、ありふれた〝いつもの日常〟が〝人生を変えるほどの大きな出来事〟に変わる。
そう思ったら明日の自分の「いつもの日常」に何が起こるかワクワクしませんか?
今日は願い事が叶いやすい新月です。
今、あなたは何を願いましたか。
この紡いだ言葉達が、今読んでくれたあなたの人生を少しでも動かし、幸せに向かって一歩を踏み出す〝きっかけ〟になることを願って。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも前向きで幸せな気持ちになれるお手伝いができたら嬉しいです。いただいたサポートは「夢の叶えあいっこ」の運営に使わせていただきます(*^_^*)