カクテルパーティ効果って効かないよね。
こんにちは。さつきゆらです。自分は不思議な凹凸と気分の不調を持っています。つまり、発達障害(ASD)とうつ病の人です。
今回は特に感覚過敏の中でも聴覚過敏に関わってくるカクテルパーティ効果について考えていこうかなと思います。
感覚過敏とは
感覚過敏は、聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚などすべての感覚領域で、さまざまな刺激に対して起こります。ひとつの感覚だけに過敏性がみられる場合もあれば、複数にわたって生じることもあります。アメリカ精神医学会の診断基準『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)において、発達障害の自閉スペクトラム症の特性のひとつとして感覚過敏性などの感覚異常が加えられています。しかし、感覚過敏のある人すべてに発達障害があるというわけではありませんし、発達障害のある人すべてに感覚過敏の症状が出るわけではありません。他の病気や心理的な要因で、後天的に症状が出ることもあります。 LITALICO仕事ナビ引用より
聴覚過敏とは
普通に感じられる程度の音が、異常に大きく感じられる
蛍光灯や冷蔵庫の音、時計の秒針などの小さな音が気になって我慢できない
目の前の人と会話しているときに、その他大勢の人の声や雑音が等しく混ざったように聞こえるLITALICO仕事ナビ引用より
カクテルパーティ効果とは
周囲の環境のうち、自分に必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働き。カクテルパーティーの騒音の中で、会話をする相手の声だけを判別できるような選別能力をいう。カクテルパーティー現象。 コトバンク引用より
発達障害とカクテルパーティ効果の関係性
自分の場合(知識としてある方こちらから)
以前書いたこともありますが、今回は聴覚過敏に焦点を当てて書いていこうと思います。
自分の場合、昔からなぜか人混みが苦手でした。なぜか人が多い場所に行くと疲れ、朝から出かけた場合、お昼時には機嫌が悪くなるなどが見られました。
知識を得た今なら考えられるのが、聴覚過敏によるカクテルパーティ効果が効かなかったのではないかということです。
自分は他の方よりは酷くない方だとは思いますが、情報量が増えれば増えるほど頭が真っ白になるということに最近気が付きました。
カクテルパーティ効果が効かない例
自分は下記のようなときに聞き取れない場合・頭が真っ白になる場合が多いです。
・電車×人の話
・雨×クーラー×ワイパー
・大勢の話声
・数名の話声×BGM
などなどです。
以前、Twitter内にて紹介されていた動画です。自分はここまでは酷くありませんが、このような世界で生きています。
話を聞きたいだけなのに
聞き取りたくても聞き取れない。聴覚過敏だから過敏というだけあって普通よりも聞こえるのかなと思いきや違います。いろいろな音が混ざって聞こえます。
だから何度も聞き返してしまいます。なので、相手の方に失礼な態度をとっているのではないかと怯えて過ごしています。
加えて、理解に時間がかかったり、記憶力が少し弱いので早口で話される方との相性は最悪です。
最後に
耳栓をしたりなど対策を考えることはいくらでもできますが、他の人の理解を得られるのとはまた異なります。
例えば、上記に記した、早口の方に「ゆっくり話してください」と伝えたら不愉快にさせてしまうかもしれないなど考えすぎてしまうのです。
他にも、耳栓をしていたら音楽を聞いていると勘違いされるかもしれません。
ですが、会話の中で適切な情報を得たいのも事実です。
雑音を消して人の声をきれいに聞き取れるようになる耳栓・イヤマフ等々知っている方がいらっしゃったら教えてください。
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自分が記載してきた発達に関する備忘録になっております。お暇がありまして、よかったらご覧ください。