「OPTION B」第8章 読書感想文。
BGMにどうぞ。
第8章 一緒に強くなる
集団のレジリエンス。一人の力より、絶望を共有した集団の力の方が強いをやってる章。
飛行機で雪山に墜落し、72日間、凍傷や飢餓と闘って生還した16人の話などを元に展開している。
フランクルの「夜と霧」でみた、収容所からの生還者たちを彷彿とさせる内容。
希望が生まれ持続するのは「コミュニティが新たな可能性を思い描くとき」という研究もあるそうだ。
捜索が打ち切られたというラジオを聴いて尚、「ならば自力で脱出しよう」と希望を見い出す。
人とのつながり。
著者と同様に家族を亡くした人同士がつながる自助グループのような存在は、大きな力になる。
人を完全に理解することは出来ないわけだが、より深くわかりあい、深くつながる。
我々日本人も、集団のレジリエンスの力を経験している。自然災害。
「夜と霧」を読んだとき、僕は「人間」と「愛」について書いてあるな〜と思ったが、この章のさいごに著者もおなじことを書いている。
章ごとの感想、まとめ
1 諸行無常。禅やぞ。
2 問え。耳を傾けろ。
3 ただそこにあるだけ。
4 生きててえらい。
5 たしかにそこにいた。
6 幸せをやってもいい。
7 未来は僕らの手の中。
8 つながり。
ではまた、9章で。