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尊さや真実心に触れるところ

昨日は、入仏式というものを我が家でしました。

入仏式とは、お仏壇を新たに購入したり、場所を移すときにするものとなります。

入仏式のときに初めて知ったのは、家族の誰かが亡くなって初めてお仏壇が必要になるものではないということ。

お仏壇に手を合わせるときに、亡くなった親族のことを浮かべていた。

だけど、お仏壇に亡くなった親族の魂が入るものではなく、尊さや真実心に触れるところのようだ。

お仏壇は、実体としての亡き人(の霊魂)が「入るところ」なのではなくて、亡き人の『尊さや真実心に触れるところ』と言えばよいでしょうか。
また、亡き人の『願いを聞く場』でもありますし、『仏となって、つねに私を見守ってくださる亡き人の心に出遇う場』でもあります。つまり、亡き人も私も、ともに仏さまに包まれ、心の温もりを味あわせていただく場がお仏壇なのです。

本願寺出版社「新・仏事のイロハ」末本弘然著

お仏壇があるということ。

手を合わせる機会は増えるだろう。

真実心という言葉は聞きなじみはないけれど、自分の気持ちに素直に向き合い、大切にしてくれてきた人たちとも出会う場になる気がしている。

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