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ワインの個人的趣向。その2 日本人の味覚に合うと思うニューワールドワイン。

私が初めてワインを飲んだ記憶は日本における第二次ワインブーム、一升瓶でワインが安く売り出された頃だと思います。

いわゆるニューワールド(ヨーロッパのワイン伝統国に対してのワイン新興勢力)から飲みだしたのですがチリワインが世界で最も古い葡萄の木だと聞いて驚いた記憶があります。

20世紀初頭にヨーロッパを襲ったフィロキセラ(アメリカから持ち込まれたぶどうの木から発生したアブラ虫)によってフランスのぶどう畑が全滅した話は有名ですが。…

チリでは樹齢100年を超す古木も珍しくない。また、ヨーロッパの産地では150年以上前に絶滅したとされるカルメネール種が1994年にチリで再発見され話題を呼んだり。…
※一般的にぶどうの木の寿命は50年ほどと言われています。

良いぶどうを作る木につぎ技をしながら古木を作って行きます。
マンガ「神の雫」で紹介され話題になった千年ワイン、スペインのエヴォディアも古木から作られるワインです。
※良い花を作るため桜の木なんかも同じ事をしますね。

また、80年代世界を席巻し(ヨーロッパの品表紙、品評家がこぞって世界一だと絶賛)数々の賞を総なめしたカリフォルニア、ナパヴァレーのオーパスワンであったり良いぶどうを作るための抜群の自然環境が整っているのがニューワールドの特徴といえます。
(※ワイナリーも醸造家も素晴らしいです。)

アメリカ、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなど秀逸でコスパに優れたワイン名産地が多いニューワールドですがその中でも私はアメリカワインがおすすめです。

良いぶどうを作る条件ですが、一に日照時間が多い温暖な気候、二に寒暖差を作る起伏にとんだ地形、三に痩せた土地と言われてます。

アメリカワインは
豊潤なぶどうから作られる赤ワインが素晴らしいと思います。
オーパスワンの隣の畑で作られている高コスパワイン、カーニヴォーもおすすめです。その様な条件から生まれたニューワールドワイン武蔵にもございます。

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エアフィールドが生まれる
ヤキマヴァレーはワシントン州で最初にava(政府承認ブドウ栽培地域)認定された地域で、コロンビアヴァレー、ワラワラヴァレーと共にワシントン州を代表するワイン産地です。ワシントン州はフランスの銘醸地ボルドー、ブルゴーニュと同じ緯度にあり、乾燥した気候、長い日照時間、昼夜の寒暖差、少ない降雨量、夏場の高気温などブドウ栽培に理想的な環境にあるため、非常に優れたブドウが育ちます。ワイン産地としては歴史の浅いワシントン州ですが、まだまだ大きな可能性を秘めており、世界中が注目しています。

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エアフィールド。一度飲んでみて下さい。

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