にちとげつ

些細な事ばかり考えて、肝心な事を見逃す浮き雲。

にちとげつ

些細な事ばかり考えて、肝心な事を見逃す浮き雲。

最近の記事

修復中

今まで働いてきたどの職場も、割と好きだった。 宝物のような思い出もそれぞれにある。 あるんだけれど、新卒で入った会社での日々を思い出す時だけは、なぜか最後に悲しくなってボロボロ泣くのがお決まりの流れとなっている。 その会社を辞めてからは2年くらい経つ。なぜ悲しくなるのかはハッキリしないけど、新規事業にたった1人で立ち向かっていた当時「ものすごく苦しかったのに、会社の誰も受け止めてすらくれなかった」ことは確実に根に持っているし、「辞めずにもう少し頑張っていたらそれはそれで良

    • 誰のせい?

      まともに仕事を教えてくれない先輩。 何を聞いても、答えがフワッとしている。 おかげで、こっちはお客さんに怒られてばかり。 知っていれば防げたこともあったかもしれないと思うと、先輩へ恨み言を言いたくなる日もあった。 ある日の帰り、例のフワッと先輩が私に言った。 「色々と教え下手でごめんね。 私も私で、しっかり教わってこなかったの。 ごめん。」 私は、この感情をどこに持っていっていいか、わからなくなった。

      • 0.7

        発達障害の人の精神年齢は、おおよそ 《実年齢×0.7》であると本か何かで知った。 自分は今年で28。7掛けするとほぼ20歳。 やっとちょっと大人?くらい。 外皮は年相応ながら、中身は上京したての大学生よりもずっと危うく、無味乾燥で、世間への関心も自分の意見も無い。 自分の内と外、そして周りと自分を比べてのチグハグ感がいよいよ否定できなくなってきている。 足りない部分を必死に埋めて実年齢に近づけていかなければ、行き詰まりそうな気がする。

        • 停滞に身を任せ

          ここ5年ほどの間で一番、仕事が苦しい。 その仕事のやり方を誰も知らず、誰も助けてくれず、 どこへ向かえばトンネルを抜けられるのかが分からない苦しさ。こんなに大変なのはこの世で自分だけなんじゃないかと思えるくらいの。 何らかのカルマを清算するチャンスでも回ってきているのだろうか。 しばらくは焦らず騒がず、粛々と。

          誰にも言ったことがない

          つめたい水を飲んだ時。 爽快感、生き返ったような気持ち。 少し遅れて、罪悪感がざらりと通ってゆく。 あの子は、あの人は、この水をどれだけ欲しかっただろうか。 しっかり生きなければと、人知れず背筋を伸ばしたりする。

          誰にも言ったことがない

          無意味に思える夜を黙って積み上げる

          一昨日あたりから、寝る前2時間はタイピング練習と勉強にあてている。 一応3日続いたけれど、別に毎日やろうと決めているわけではない。(決めてもどうせやれないし…) 仕事を円滑に進めるために仕方なく、気が向いたらやっている。 勉強するうちに派生の事柄もガッツリ調べてしまい、突然「これ意味あるか?」と我に帰る。 眠くて気絶しそう。 いずれなにかに繋がると、ひとまず信じる。

          無意味に思える夜を黙って積み上げる

          ここではない、どこか

          家にいる時は「どこかへ行きたい」。 
外へ出ると即刻「帰りたい」。 そんなことを思ってしまう私みたいな人は
メタバースが心地良い、のかもしれない。

          ここではない、どこか

          ステルスにんにくに気をつけろ

          スーパーで買った「うま塩チキン」を 出勤前、朝食として食べたら ニンニクの豊かな香味が口一杯に広がり、 同時に「終わった」と思った。 あんた、入ってるならそう言いなさいよ!! ひっそり隠れてんじゃないわよ!!!🧄 ※その日は鬼歯磨きして、 暑い中マスクを着けて出勤しました。

          ステルスにんにくに気をつけろ

          雨と家

          夏、とくに近年は、 恐怖を感じるほどの雷雨が急に来る。 昨夜もそうだった。 そういう時、家の「雨風をしのぐ」という原始的な機能とそのありがたさを、 雨が地面を叩けば叩くほど思い知る。

          真夏のホットティー

          今年から、夏でも時々温かいお茶を飲むようにしている。 こうも暑いと夏野菜や素麺、アイスなど冷えたものばかり口にしてしまうけど、内臓が冷え切ってしまうといろいろ不調につながるらしいと聞いて。  クーラーの効いた部屋なら、温かいお茶も意外とすんなり飲めてしまう。 最近は香ばしいコーン茶がお気に入り。スーパーでも割と見かけるようになったからありがたい。 夏に限って調子悪い人は無理のない範囲でちょっと温めてみてほしい。

          真夏のホットティー

          たぶん手に入れたのだと思う

          クソまじめでおとなしい性格なので、 なんとなく自分は事務系に転職すれば全てが解決するのかもしれないと思っていた。 が、いざ事務員になってみたらそれはそれで 悪態つきたくなる場面に多々出くわす。 詳しくはべつに、話すまでもない。 だけど転職してからは、 ある程度一般的な時間に家で夕飯を食べられて、 今くらいの時間にはもう寝られる。 寝る時間も休日も返上して働く1年前の自分が 望んで夢にまで見た「余暇」を今、 たしかに与えてもらっている。 不満もあるけど、ありがたいと思うこ

          たぶん手に入れたのだと思う

          人ばっかり責めてはいけない

          今働いている会社は、何かトラブルがあったときに 「誰が悪いのか」を追及する風潮がある。 田舎特有のムラ社会的な空気がそうさせているのか、そのへんはよく分からないけど。 問題を起こした人のことをいつまでもグチグチ言わずに、 「まず、何が起こったか(問題の整理)」 「なぜ起こったのか(原因・経緯)」 「それにより今後どうなりそうか(仮説)」 「どうするか(対策)」 の話をするほうが、よっぽど効率的で、火消しも速くできる。前職でずっと刷り込まれてきた話だ。 今の上司にそういっ

          人ばっかり責めてはいけない

          白熱

          「2024年のあなたのテーマは “白熱”ですよ。昨年つらかっただろうけど、 今年すべて全力でやると運が開けます」 一体私は、いつまで頑張らないといけないのか。

          忘れんぼうのライフハック①:メモ

          メモしても、メモしたこと自体を忘れる同士の皆さん。 スマホのホーム画面にペッタリ貼ってますか? これのおかげで、忘れ事が確実に減りました。 まだ使ってない忘れんぼうさんは、ぜひお試しを。

          忘れんぼうのライフハック①:メモ

          ギリシャの力を借りて

          待ち合わせの場所に早く着いてしまったので、さくっと書いてみる。 最近、ギリシャの「ザジキソース」(きゅうりとディル、ヨーグルトのソース)にハマっている。 マヨネーズを少し入れているから厳密には“ザジキ風”になってしまうんだけど、私はヨーグルトが苦手かつマヨラーなので絶対外せない。 マヨネーズやチーズを香り高くヘルシーに拡張したようなソースで、ダイエットにもなりそうな予感。今日も食べます。

          ギリシャの力を借りて

          知らない街に埋もれる

          先週は、久しぶりの前泊出張だった。 なにせ出張に慣れていないので現地に着くなり怯えていたけれど、とりあえず寝て起きて、たくさんの知らない人に混じってホテルの朝食を食べている時の自分の“何者でもなさ”は、ちょっと心地よかった。

          知らない街に埋もれる