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必ず最後にロースカツ〜暑い夏にピッタリの食べ方


 智恵子は東京にとんかつの美味い店が無いといふ、
 ほんとのとんかつがみたいといふ。
 (中略)
 津田沼の街の中に
 大根おろしと天つゆで食べるとんかつが
 智恵子のほんとのとんかつだといふ。


いやぁ、文学の秋ですねぇ

って、暑い夏にピッタリとか言ってんのにっ⁉️



先日放送された孤独のグルメにて

とんかつが登場していたのだが

なにせ宮前平のお店なので、

どうにもこうにも

時間的に都合が悪い


そこで、Google先生に聞いてみても

食べログ教授やRetty講師に聞いてみても

いまいちピンとくるところが無い


いや、あるんだけどね、あるんだけど

時間的に行けないトコが多い


それならばInstagramでハッシュタグ検索じゃいっと思って

検索してみると

飛行機や新幹線で行かねばならないお店ばかり


たまに、おっ、これ美味そうだなぁと思って

よくよく見てみると

俺の投稿じゃねーかっ笑



そうなんですよっ

俺が投稿したやつやーん


はいっ、ここで問題です

あなたはとんかつに何をかけますか

青春をかける人もいるでしょう

命をかける人までもいるでしょう

時をかける少女もいるでしょう



・・・・・・


え、えーっと

ふつーはとんかつソースかな


なぜなら“とんかつ“ソースだから


このネーミングってスゴイよね


おらっ、とんかつ専用のソースだぞっ

とんかつ以外に使うなんてとんでもねいいいっ!


くらいのネーミングです。


かくいう我が家もある時まではソースをかけていた
(ただ、とんかつソースなるものはあまり流通していない時代だったので、ウスターソースだった気がする)


ある日、突然オカンが

キバラシ亭のとんかつが美味しかったからやってみたと

大根おろしと天つゆをおもむろに用意してきた


はぁ?

とんかつに天つゆだと


天つゆも文字通り“天ぷら“のつゆである


そこにとんかつをダイビングさせるだと


まぁ、用意されてんならやってみっかー


ちゃぽん

ばくー


うっ

美味いいいいいーっ、これっ‼️


美味かったのである


それ以来、我が家ではとんかつの際には

このいわゆる“みぞれとんかつ“がデフォルトになっていったのである


このアレンジは最高だ


学生時代によく行っていた定食屋「戸室」で

いつも食べていたのがチキンカツだった

(とんかつ定食650円、豚肉のソテーをメインにした戸室定食650円、チキンカツ定食600円だったからなのだ。ちなみに学生に限り食後のアイスコーヒーはサービスだった)

このチキンカツ定食は通常はとんかつソースにカラシを乗せた皿がついてくるのだが、

ある日、定食屋のオッちゃんに

「一個お願いがあるんだけど、いいけー?(金沢弁です)」

「天つゆって作れたりするけ?」

オッちゃんは二つ返事で

それくらい大丈夫っ、なんなら大根おろしもいるけ?


裏メニューの完成である笑


これ、ほんとに裏メニューであって

俺がカウンターで注文する時以外は出していなかったのだ



ここで、我が家の食卓に話は戻るのだが


ずーっとキバラシ亭と言っていたお店は

実は

気晴亭だったのだ

キハルテイ



あとね、気晴亭のみぞれとんかつは

大根おろし乗ってるけど

天つゆじゃないんよ


あれ?

どこで混ざり合った?


ただ、たしかにとんかつに天つゆ大根おろしのトンカツ屋は存在したのだ


今から30年近く前の京都駅の店で

このみぞれとんかつが出てきた覚えがある


まぁ、何はともあれ

とんかつを食べるときは

大根おろしと天つゆを用意して

ひたひたにつけて食べてみて

間違いなくうまーべらすだからっ

ここまで読んでいただきありがとうございます
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