【表現評論】メモリーズオフ ゆびきりの記憶 コアレビューその30 ちなつ・霞共通ルート1【全作再プレイシリーズ】
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⚫︎真実の記憶解放
ちなつと霞は途中まで共通ルートですが、先にちなつルートをやります。霞が最後。この二人は他のサブヒロインを全てクリアしないと解放されないという、いつものや〜つです。もはや伝統芸能。この方式じゃなかった作品あるのか。1stと2ndと星天だけなのでは。星天は自然とちはや最後にしたけど、ルート解放があったのかははっきりしない。好きなヒロインだけクリアする人にはストレスなシステムなのかも。真実の記憶解放という響きには第三視点解放みたいな響きがある。真実の記憶ということは、今までの記憶は偽りだったってことですわ。この世は全部嘘! 嘘! 嘘だらけだ! ってハザマさんも言ってましたよ。何回目だよこのネタ。でもさぁ。BBCSやるとわかるよ。あのネタの使いたさは異常。BBCSってなんだよ。ブレイブルーコンティニュアムシフトのことです。この作品のアニメ神だから。色んな意味で伝説。早くメモオフの話をしろって? はい。
本題に戻ります。この二人のルートでは、今までの全てをひっくり返すオチが待ってるんだよね。霞の正体も明らかになる。ちなつの本当の想いも明らかになる。ちなつはなおくんの嫁ですとは一体何なのか。初見でやった時はマジで驚いたけど、2周目やると至る所に伏線は張ってあるんだなぁとわかる。ミステリー要素を深めていくのが果たしてメモリーズオフと呼べるのかはなんとも言えませんが、まあメモリーズオフに何を求めるのかは人それぞれです。僕はミステリーに振りすぎることが好ましいとは考えていません。それから、#5、ゆびきり、星天は振りすぎないギリギリのラインをついてるかな。イノサンフィーユはかなり振り切ってる。1stと2ndとT-waveはミステリー要素はほとんどない。T-waveみたいな路線がいいという人もいるでしょう。なにしろ作品数が多いシリーズなので、作風もまちまちです。それぞの作風にそれぞれ傑作がある。
しかしここまでやっても、やっぱりそれからの出来は飛び抜けていると言わざるを得ない。全ルート隙がない上に、いのりルートがキングオブメモリーズオフだからね。ゆびきりもリサルートが若干怪しいけど、詩名織姫となかなか隙のないストーリーが並んでいます。ちなつと霞が終わった時、ゆびきりがそれからに並ぶのかどうか。昔は並んでたけど今はどうだろう。でもなぁ。記憶によれば霞はいのりと並ぶヒロインのはずなんだよなぁ。
本筋と関係ないけどゆびきりシステムはやっぱりいりませんわ。改めてやってもいらない。なぜつけてしまったのか。
⚫︎ちなつの弁当
メシウマ嫁。可愛くてメシウマで性格も良くてなんていい嫁なんだぁ。こんな3点セットを兼ね備えたヒロインは今までいなかったはず。いなかったかな。いのりの料理の腕前がわからないのでなんとも言えない。りりすは性格が悪い。やっぱりちなつなんだよなぁ。ちなつはなおくんの嫁なんだよなぁ。正直可愛いよなぁ。ちなつ。こんなにいい嫁なんて絶対裏があるだろと見せかけて裏がないと思いきや本当に裏があるんだよなぁ。っぱメモリーズオフは俺を裏切らねえよ。筋肉が裏切ってもメモリーズオフは裏切らない。裏切ってくるのは結乃とリサだけ。
⚫︎夫を褒める嫁
夫のことをひたすら褒める嫁。っぱ嫁はこうでないとな。男なんてひたすら持ち上げて働かせときゃいいんですよ。褒めときゃアホみたいに働くから。毎日かっこいいとか言って木に登らせとけ。言うだけならタダだから。
⚫︎寝起きの声
地獄の底から響いてくるような不機嫌なボイス。この人普段声作ってない疑惑が出てくる。女なんてみんな声作ってんだよ、という天の声が聞こえていました。天川だけに。
⚫︎仲良しの二人
一緒に過ごした時間という意味では、ちなつは過去のヒロインの中では一番長い。だって小さい頃から同じ家で暮らしてるんでしょ。過ごした時間は唯笑智也、志雄りりすどころではない。やっぱりポッと出の女より正妻なんだよなぁ。聞いてるか麻尋。音緒。クロエ。ノエル。エトセトラ。持ち上げて持ち上げて持ち上げてからの〜。
⚫︎気になるセリフ
風流庵から相合傘で帰っている時のちなつのセリフ
これもネタがわかってるとなかなか恐ろしいセリフですわ。自分ばっかり大きくなって、とか言ってる辺りは相当恐ろしい。