【表現評論】メモリーズオフ6 T-wave コアレビューその15 クロエルート5 100記事目記念【全作再プレイシリーズ】
⚫︎前回の記事
⚫︎ついに100記事目
ついにコアレビューも100記事目です。よくこんだけ書いたなという。今のところ35万字くらい? 全シリーズで50万字くらいの大作になりそう。ワンチャン、1stのテキスト量よりも多いんじゃないか。世界一メモリーズオフのレビューを書いた男として表彰されるかもしれない。誰に? 世界一の男という最高の響き。
⚫︎プライドの塊
ライバル企業に頭は下げたくない。だって負けた気がするやんと。好き嫌いを指摘されるとちょいギレ。いや、苦手なものなんかねえしと。笑いものにされるとプチギレ。何わろてんねんと。いやぁ。なかなかにプライドの塊ですね。さすがお嬢様。雅師匠の系譜を継ぐものにしか見えなくなってきた。さすがに見てるだけでブチ切れる人とは違うけど。何見てんだゴルァ! 何捨てたもの拾ってんだゴルァ! さすがにレベルが違いすぎた。
⚫︎弁天堂
文化祭成功祈願として弁天堂を訪れる二人。それ以上言うことがなかった。
⚫︎田原食品再び
クロエを置き去りにして一人で田原食品と交渉する志雄君。ファイナルジャンピング土下座で地面に頭を擦り付けて懇願しています。土下座した唯一の主人公? その間にも携帯に鬼電がなり続けてますが、全部無視です。学校サボって来ているから、クロエ先輩がかけまくっている。
あっさり契約。最後は情熱なんだよなぁ。まさかここで論理武装して向かうアホはいないよなぁ? やっぱり愛だよね! って偉い人も言ってたし。ダメなやつはここでメリットとデメリットを比較分析してメリットが上回ってますよ〜とか言い出すんだよね。そんなことよりパッションなわけ。パッション。惚れた女に対するパッションよ。愛が地球を救う。
いろいろという社長の気遣い。あとはクロエ先輩を落とすだけです。契約してくれた理由を聞くと、社長はしつこい男が好きらしい。だから食品も粘っこいとか。なんでもあっさりすればいいってものではないようです。
学校に帰ると先輩のとびっきりの笑顔が見られましたと。終。いや、まだ本番が残ってるんだよ。でも学校サボったんだから罰として後夜祭のオープニングパフォーマンスをやれと命令されます。もうそこで告っちゃえよ。浜咲の伝説を超える澄空の伝説作ろうや。クロエルートが正史なんだし。
⚫︎先輩に悲しき過去
アパートで語られる悲しき過去。小さい頃は幸せだった。母もいて、父もいて、会話の絶えない楽しい家族だった。ある日を境に父は帰りが遅くなった。母に聞いても、仕事が忙しいのよとしか返ってこなかった。やがて母はクロエを置いて家を出て行った。最後に残されたのは、母の手紙と、大好きなニンジンのグラッセとピーマンの肉詰めだった。
メモリーズオフのヒロインとしてはライトな悲しき過去ですが、他のやつがヘビーすぎるだけですからね。十分悲しき過去です。ニンジンとピーマンは元々大好きだったという。でもその日に食べた料理は全然美味しくなかったと。これで完全にトラウマ化したようです。そんなもん笑い半分で食わせてはならないだろ。信くんよ〜。わざとじゃないけどさ。
愛人がいたとかではなく、ガチで仕事が忙しくなったというか、経営状況が悪化したんだと思いますが、子どもはそんなもん知っちゃこっちゃないですからね。でもお父ちゃん、頑張っとんのやで。ほんまに。かわいい娘のために頑張ったんやで。それでこんなに恨みを買うなんて可哀想だとは思わんかね。ここまでの情報だけ見ると嫁もだいぶ冷たくないかと思わざるを得ない。この年になると完全に父親に感情移入してしまいますね。両親のその後はファンディスクで語られてたと思うけど、多分コアレビューではやらない。多分。いや、クロエルートだけはやるかもしれない。でもそれはコアレビューではないかもしれない。別枠。
天性のリーダー気質を持った人間ではないと。生徒会長という立場も、刻苦勉励の果てに得たポジションだったということですね。でもこんなルックスしてたらもはや天性の人たらしだよ。努力は才能があるから意味がある。
なんか二人ですんごいいい雰囲気になったけど、まだ明示的な告白はしていません。引っ張るねぇ。こんな自室の一画じゃなくて、それなりの舞台でやらなきゃいけないということか。
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