取材で上がったテンションは散歩で静める
オンラインでの取材や打ち合わせ。
慣れてきましたが、自粛が緩めば元に戻ることも多いでしょう。取材方法の選択肢が増えたと、冷静に受け止めてます。
オンラインで取材をして分かったのは、自宅では「取材をして上がったテンションが下がりにくい」こと。取材は初対面の人も多く、もちろん緊張もします。でも滞りなく取材を進めていくために、無意識に集中力も高まっていきます。
その上、今まで知らなかったことを知れたり、感動したりするので、テンションが一気に上がっていく。
それはオンライン、オフライン変わないことも分かりました。
通常は取材が終われば、取材場所のエレベーター前で挨拶して、駅まで歩いたり電車乗ったりするうちに気分が切り替わり、上がっていたテンションは知らぬ間に下がっていきます。
しかし自宅で取材を終えると、仕事部屋からリビングに移動したくらいでは気分は変わらず、なかなかテンションも下がらない。
そういえば、かつてバンタンという会社で働いていたときも、社内で取材を終えてデスクに戻ってきた新人の女の子のテンションが高くて、笑ったことがあった。
あの頃私は社内での取材後、カメラマンやデザイナーの仲間と屋上や近所のカフェで一服して気分転換していた。すっかり忘れていた。
そこで、オンラインでの取材と取材の合間は1時間以上あけるようにして、外に出ることにしました。散歩をしたり、スーパーに買い物に行ったり。
昨日もプラプラひとりで散歩しました。
今は、家の軒先のバラやジャスミンが満開で美しい。それらを眺めながら歩いているうちに、気持ちが静まっていきました。
犬と一緒ではない近所の散歩なんて、したことなかった。でも、思ったよりも楽しい。気分転換する方法の選択肢も、おかけでひとつ増えました。