アーーーーと
ICCまで
とても近い遠さ
を息子と見に行く
行く前から
ああこれはいかにも私が気にしそうな作品
だと思っていたリー・イーファンの
「すみません、これどうやったらオンになりますか」
(もうこのタイトルだけでおもしろい)
は
あ、そういうタッチ?
とは思ったものの基本的に期待通りのもので
13歳の息子はこのテの映像に耐えられるのだろうか
と半分思いながら、でも半分は全く気にしないで
映像を見ていたのだけれど
13歳にもなると「こういった」作品を
とりあえずはもうしばらく見てみよう
と思うのか、ふたりで15分くらい眺めていたと思う。
正直に言います。
現代アート、およびメディアアートは
分かるものもあるけれど全然分からないものの方が多い
と思い続けてきたけれど
この歳まで辛抱して見続けてきてようやく
おもしろい
と思えるようになったと思う。
アートは「わかる」ものではない
ということにようやく気が付きました。
それにしても、今回一番驚いたのは
ロシア語の「ミール」という一語がその一語だけで
「世界」「平和」
を意味する、ということをある作品の中で知ったこと。
「世界」と「平和」を同じ単語で表現し
その語源も同じだというのに
していることはアレか・・・
ICCに私たち以外のお客さんはほぼいなくて
おまけに若者が行ったので係の方々が
いそいそと声を掛けてきてくれました。
いや本当に
たった50歳手前で年寄りぶるつもりは毛頭ありませんが
若い人って「若い」それだけで何だかイイよね
私も若い友達を作ろうと思う
と前々回にも言ったような笑