おくりものをおくる
毎年
9月を過ぎた頃になると
今年のクリスマスのプレゼントは息子に何を贈ろうか
ということが頭の中で一定の場所を占めるようになる。
幼い頃からあまりおもちゃを欲しがらずゲームもせず
(今はプロスピくらいはやっているようですが良く知らない)
欲しがるプラレールやキュボロはもう山ほど持っていたし
おまけに
小学生の途中でそういったものに興味は失ったので結局
鉄道関連の本(「もじ鉄」や「全国鉄道路線大全」などその手のもの)
相撲関連の本(「大相撲力士名鑑」や「決まり手大図鑑」など)
を贈るしかなかったものが数字のデータ
というよりは全体を把握するためのデータ
が好きな息子がある時期から箱根駅伝に
異様なまでの熱意を燃やすようになったのでそこに
箱根駅伝関連の書籍
も加わった。
けれど我が家では
書籍については欲しいものを好きなだけ
という方針で今のところ過ごしているので
実はこういう本
クリスマスじゃなくても山ほど買っているよね・・・
と思わなくもないのですが他に候補もなく
とはいえ本ばかりでもあまりに味気ないので
シンプソンズのDVDを全巻まとめて
だとか
春慶塗のお弁当箱
だとか
そういった
それ単に私が欲しかっただけなのでは?
というものも一緒に贈ったりしてきたのですが
何が大変だったかといえばそれだけ
選択肢の幅が狭い上に
サンタクロースからの贈り物と
パパとママからの贈り物
の 2つを準備しなくてはいけなかったことで
とはいえそれも確か息子が小4の頃、
サンタが何を贈ったのかをすっかり忘れてしまった夫が
それはママが頑張って用意してくれたんだよね!
と
「言わなくても良かったのにそれを今言うか」
的なことをただ無邪気に言ってくれたおかげで
うすうす、というよりはハッキリと
サンタさんはいないんだろな・・・?
と思っていた息子の
「サンタクロースっているんでしょうか」
問題はあっけない幕切れを迎え、その時から私は
息子のためのクリスマスプレゼントはひとつだけ
用意すればよいことになった。
で、
何故か年末年始に手術入院することが多かった上に
入院していない時は12月、1月は旅をしていたりしたので
例年バタバタしながらクリスマスやらお正月を迎えては終えて
さて今年はどうしよう?
となった時、あれこれ考えているうちに
ちょっと良い洋服とか
普段は被らないタイプの帽子なんてどうだろう
と思いついて息子に打診してみると
え・・・
帽子はもう持ってるし
服も今ので充分かな・・・
と言う応え。
打診などせずに買ってしまえば良かったのか
ファッションに必要以上の興味のない息子よ・・・
私が「あれもいいなこれもいいな」
であれこれ買おうとすると
それ本当に必要?
と言って「正しい」道に導いてくれる息子よ
今年も鉄道本になってしまうような気もするけれど
イヤーマフなんてどうかとも思う
中学生相手のプレゼントは難しいな
母の心は千々に乱れています笑