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右も左も分からない、あるいは右か左かわからない


先週
旅の途中に夕方のNHKでこの展示の開催を知り

夏休みも最終日に
行こうよ行こうよ
と誘い合って行ってきたのが

「名前のわからないもの展」

会場が、息子は初めて行く
神宮前交差点近くだったので
向かって前方にラフォーレを見ながら


明治通りを後ろに真っ直ぐ行けば渋谷
左に曲がるとJR原宿駅
右に真っ直ぐ行くと表参道の交差点

その交差点を右に曲がって真っ直ぐ行って
金王坂を下ればヒカリエ
宮益坂を下ればビックカメラ

と息子に伝えると
分かったのか分からないのか
へえーそうなんだー
と気のない様子で言っていたけれど

地理・位置的な話に関する限り

あーこのいい加減な受け答え
分かっていないかもねー

と思うような状況でも
何の訓練の成果か
鉄道を究め続けたところへもってきて
やたら動き回る旅を続けた結果なのか

あと

おびただしい数の地図が
家に置いてある結果なのか(私が地図好き)

おどろくほど確度高く認識していることが多い。

初めて行く駅の構造も
立体的に把握していたりして驚くことがある。

本当に
人間の能力って面白いと思う。

という話はさておき

思っていた通りの展示の規模感(小規模)だったけれど

行って良かった

と思えるくらいには、
いやそれ以上に面白かった
というか息子と遊びに行けて良かった。

あれもこれも知らない名前ばかりだったけれど
これだけ本が好きでそれなりに読んできたつもりだったけれど
新潮文庫だけにあるアレ、
あの紐しおりを

スピン

と呼ぶことは知らなかったなあ

はじき

といえば拳銃の隠語のことだとばかり思っていた。
(いわゆる「ジャンプ傘」の「押す部分」を「はじき」と言うらしい)


知らなかったことを知るのは楽しい

知らないことが沢山あるのも嬉しい