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えんぶんカット

8月の頭に
大きなおおきなかぼちゃを5つ、
まとめて買ったので
そしてそれがホクホクしていて煮物に大変適していたので
(水っぽいカボチャであればオリブ油をかけてローズマリーの枝と
 オーブンに入れて焼いてしまう。お菓子のように甘くておいしくなる)

今年の夏はかぼちゃをそれはもう沢山煮た。

かぼちゃは
丸のままであれば上手いことすると熟成出来るので
置いておけば置いておくほど甘くなる。

とはいえ限度はあるので、その前に食べ切りたい。

大きなかぼちゃをグイッと半分に割っては種を取り出し
少し皮を剥いてから木取って煮る

グイッと半分に割っては種を取り出し
少し皮を剥いてから木取って煮る

ということをそれはもう頻繁に繰り返した夏だったなあ、
と振り返りながら今日も煮ます私はかぼちゃを。

5つのかぼちゃは使い切ってしまったので
かぼちゃが大好きな私は、もう別のかぼちゃを買いました。

どう煮るかというと

少しの出汁にほんの少しの塩とほんの少しのお醤油を入れて
落とし蓋をしてから着せ蓋をして全部で10分。
大体5分は強めの中火、それから5分は中火にして
最後の2分は蓋を開けて煮る

というごく当たり前の煮方なのですが
かぼちゃの量が多いと、大きな鍋で煮ても
煮汁に浸らない個体が出ます。

この「煮汁に浸らない個体」というのが今や我が家にとって重要で

というのも

夫の腎機能の数値が悪化
塩分を控えておかないとかなりマズいことになる

ということが先日判明したので今や夫には
「煮汁に浸らない個体」を出すことにしています。

でも、煮汁がついているものも「浸らない個体」も
実は味はほぼ同じ・・・(どちらも変わらずおいしい)

だとしたら、煮るのではなく全て蒸してしまえば良いのでは?

と思わなくもないのですが
煮る方が洗い物も少ないのでとりあえずは

浸って微量とはいえ塩分にさらされたもの → 私と息子
浸っていないので塩分がそれほどないもの → 夫

の方式で遣り過ごそうと思っています。

それにしても
15年前の結婚当初、108キロあった夫を数年かけて
私の食事だけで65キロまで痩せさせた時にも夫は
人間ドックで女性の医師に

あなた気が付いてる?!
痩せたことで 20年長生きさせてもらったんだからね!
奥さんに感謝しなさいよ!!!

と言われたそうですが
私は感謝はどうでもいいけれど

私が役に立つことがあって良かった!

と思っています。



と書いていてうるさいですが
私には好きなこととやりたいことが沢山あるし
その中でも一番好きな「食べることにまつわるあれこれ」
を好きなように出来てそれが役に立つことがあって
それってしあわせ以外のナニモノでもないよね、

最近よくそう思います。