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鉄道とあんこ(1)

私と息子は
鉄道研究会とあんこ部を兼部している

というより

私と息子は
家庭内鉄道研究会兼あんこ部で
夫は
口を出さない、相伴はする
(鉄道に乗ると居眠りをする)

お金を出してくれる会長です。


鉄道研究会の方は
何故か2歳の頃突然電車に興味を持った息子に
大人が読むような本や雑誌をじゃんじゃん、
それはもうじゃんじゃん与えていたら
息子はあっという間に漢字が読めるようになり
駅や電車のテロップに表示される

他社情報:
大崎の信号故障の影響で埼京線が一時運転見合わせ

と流れてゆく文字を大きな声で読み上げては
近くの大人たちを驚かせていたものですが
(2歳の頃には既に読んでいたと思う。好きってすごいと思う)

そんな息子に付き合っているうちに、私も
門前の小僧何とやらで、鉄道が好きになり
いつの間にかあちこち辺鄙な場所に出掛けて行っては
僻地の鉄道に乗って嬉しがる
ということをしてきたのですが

あんこ部については
砂糖をどっさり食べて育った私が
少しならいいか、
と当たり前のように幼児期に
息子に与えてしまった悪影響なので本当にスマンことだ
とも思いますが、彼は賢いので
(とても私の息子とは思えない)
甘いものを食べ過ぎることはしないし
5年前、しばらくすっぱり砂糖を止めた私のことを思って
私が止めている間は砂糖を食べたがらなかったし
最近私も砂糖を徐々に復活したものの
そもそもがあんこ大好きなので
甘いものの方、甘いものの方
にぐんんぐん伸びてゆこうとする
私の袖をそっと、後ろから引っ張ってたしなめてくれる、
そんな子供というか中学生なので
砂糖との付き合い方はもう自分で決めてくれれば良いと思う。

私がスーパーで買い物をしないので
小学生の途中までスーパーというもの
にほとんど行ったことのなかった息子は
未だにスーパーで販売されているお菓子に全く興味がなく
その棚のあたりを通ったことすらない(と思う)のですが

おいしいおやつ

は大好きで
そのおやつが塩っぱかろうと甘かろうと
おいしければ目を細くし口元をほころばせてきたものですが
小学校に上がる前だったかな、

クリームの載ったケーキと練り切りとどっちにしようか?

と聞くと

絶対に練り切り

と答えたくらい

洋か和か

と言えば、和です。


そんな
あんこ部の私たちが大好きで常に

また食べたいリスト

の中に入っているものがあってそれは

(1)上野・みはしのクリームあんみつ
(2)水天宮・玉英堂彦九郎のとらやき
(3)滋賀県石山寺近くの茶杖藤村のたばしる
(4)鹿児島・梅月堂のラムどら
(5)鹿児島・明石家のかるかん(あんこの入っていない方)
(6)京都・出町ふたばの名代豆餅
(7)福井・松岡軒の羽二重どら焼

です。
ちゃんと考えればもっとあるかもしれない
中途半端な7つのリストですが
それにしても
こうして書いていて気が付いたのですが
私はどら焼きが好きだったのだな、
どら焼きが3つもランクインしている
全然知らなかった 笑

ということはさておきこの
「また食べたいリスト」の中の

みはしのクリームあんみつ(みかん抜き)

はランク外に固定の別格で、
上野や東京に用事を作っては
息子はクリームあんみつを
私はあんみつを頼んでそのクリーム部分を
私が少しだけ貰う
(最近、一度欲張って
 2つクリームあんみつを頼んでしまったらその後
 動けないくらいお腹がいっぱいになって二人で後悔した。
 おいしいものは足りないくらいが丁度良い)

ということが、今の私たちの「ささやか」で
「人生に欠かすことの出来ない」の楽しみ
になっているのですが
当初書きたいと思っていたことから話が
どんどん逸れてしまって収拾が付きません。

これから料理をしますので
この続きはまた次回