西尾輝くん

Contrea株式会社 執行役員 CSO/CHRO

西尾輝くん

Contrea株式会社 執行役員 CSO/CHRO

マガジン

  • 未来(いつかは)、どうしてる?

    フィクションは、誰も救えないかもしれない。 そこにはなんの真実も、事実もなく、ただの妄想だけが書かれているかもしれない。 けれども、「人類がゆるやかに、たしかにダメージを受けるウイルス」というフィクションと「トライアンドエラーを繰り返すことでしか切り開けない」ひとつの絶望とうっすらとした希望が重なったものが、現実に降り掛かってきたいま、改めて未来のことを考えることは可能性を向き合うことにほかならないのではないだろうか。 選ばれなかった未来に、選ばれるかもしれない未来に、たどり着かないかもしれない未来に、たどり着いて欲しい未来に、決してたどり着いて欲しくはない未来に、思いを馳せながら、ショート・ショートのSF作品を毎日投稿して、多くの人に一日の中で一瞬だけ「未来」を考える時間を共有出来れば嬉しく思います。

  • ダン×キャリ!

    • 26本

    男子校出身者による男がもっと面白く活躍するためのキャリア&ライフマガジン。好きなあの子には見せられない。

最近の記事

  • 固定された記事

ダイヤモンド型組織論について~SaaS企業が勝つための組織戦略モデル~

今日もどこかで組織が腐ってる 華々しい躍進を遂げるスタートアップが話題の中心を占める中、今日もどこかのスタートアップが志半ばでその道を降りています。 世間の目に触れる所謂「イケてる/勢いのあるスタートアップ」なんてものはほんのわずかであり、ほとんどはいつか日の目を浴びることを信じて泥の中で美しくもがいている。 そのもがきが限界に達すること、それは多くの場合事業が思うようにいかずに、キャッシュが難航し、あるいは組織の不和によって訪れます。 傍目に見ていたら世間の目に触れる

    • スタートアップという特殊なゲームルール下で最速成果を出すために

      Contrea株式会社執行役員経営企画室長兼VPoHRの西尾です。Contreaの解説メガネくんを担っています。 業務委託で関わってからだとちょうど1年くらいが経ち、本当に当初と比べると会社も様変わりし、自分たちは勝てる会社になってきてるんだという機運を感じます。 また、自分の関わり方やポジションもどんどん変化しており、業務委託(3ヶ月)→正社員メンバー(3ヶ月)→マネージャー(3ヶ月)→執行役員(今・3ヶ月目)と会社の変化と自分の役割の変化の速度で競ってきたような1年間で

      • なぜ10人規模のスタートアップが「経営企画室」を立ち上げたのか

        管理部門に悩むスタートアップスタートアップにおいて、いつバックオフィスあるいはコーポレートと呼ばれる管理部門を作るのか、というのは今もなお、答えが出ていない問題です。 そのなかでもContreaではシード期に経営企画室を立ち上げました。 今回はその理由や、Contreaが経営企画室で何を目指し何をやっているのかについてのお話をしていきます。 スタートアップ経営者の方や、1人管理部門の方、あるいは少し規模が大きくなってきたなかで「何でも屋化」したチームに悩みを抱えている方に

        • 正月も成人式も終わったあとの一月

          昔から、欲しいものを聞かれるのが苦手だ。 子供のころ、親から「今年はサンタさんに何をお願いしたの?」と聞かれても、あんまり思いつかなくて、適当に目についたものを言っていた。 そのせいで何をもらったのかほとんど覚えていないのだけど、唯一デジタルカメラだけは「そんなに欲しくないのに欲しいって言っちゃって申し訳なかったな」と後ろめたい気持ちになったので覚えている。 本とか漫画は好きだけど、別に図書館みたいな家に住みたいとは思わない。本当に好きなものが最低限あれば良い。 ヨッシーが

        • 固定された記事

        ダイヤモンド型組織論について~SaaS企業が勝つための組織戦略モデル~

        マガジン

        • 未来(いつかは)、どうしてる?
          31本
        • ダン×キャリ!
          26本

        記事

          【入社エントリ】経営者を経て正社員という生き方を選んだのは、夢と愛に溢れた組織に出会えたから

          明けましておめでとうございます。 Contrea株式会社Corporate Strategy兼株式会社MAGiC HoUR代表の西尾です。 経営者の2年間、思い描く曲線を描けたか 2020年の年末に起業をし、2年間経営者として自社他社あわせて8つのサービスの立ち上げに関わりました。これが多いのか少ないのかはなんとも言えませんが、自分としては”こんなもんか”と思っています。 また、借り入れも調達もすることなく、なんとか自力のみで生き延びることが出来ました。ここに関しては賛

          【入社エントリ】経営者を経て正社員という生き方を選んだのは、夢と愛に溢れた組織に出会えたから

          【解説5 価値と未来】未来(いつかは)、どうしてる?

          こんにちは。ニシオヒカルです。 飲み物をAmazonで箱買いにしてから、生きる上でのストレスがだいぶ減りました。重たいものを持ち歩くこともストレスだけど、2Lでもほぼ1日でなくなるというのがさらにストレス。かと言って、家でつくるお茶ってどうしても味が薄くなったり、あと洗い物増えるじゃんとか、とにかく飲み物にかかる何重もの思考が鬱陶しい。箱買い、最高。 今回は「価値と未来」について。 ビットコインとかNFTとか最近はようやく日本にも価値が変動するものに対する意識のハードルが下

          【解説5 価値と未来】未来(いつかは)、どうしてる?

          【#25 才能】 未来(いつかは)、どうしてる?

          ぼくはね、こんな身体いらないし、こんな心もいらない。 ネガティブなことばかり考えるし、それでいて何かをする気にもならない。 憂鬱を、誰かに吐き出したって励まされたり、名言めいた借り物の言葉をぶつけられたり、怒られたりするばかりで、結局そんなことはそんな誰かを気持ち良くさせるための存在に成り下がってるだけでしかない。 生まれた価値がない、なんて言葉は親はもちろん先生だって、よく知らない他のクラス子にだって言われてきたし、SNSでも引用されて晒されたこともある。 別にね、死んでし

          【#25 才能】 未来(いつかは)、どうしてる?

          【#24 音楽】 未来(いつかは)、どうしてる?

          音楽をつくるのはAIが主となったが、その素となるものはあくまで人の脳波が大きな影響を及ぼしている。 研究が進むにつれて、より良い音楽をつくることの出来る脳波は乳幼児にから発生していることがわかり、今では音楽産業で最も稼げるのは生まれたばかりの子どもばかりとなった。 まさかこんなことで少子化に歯止めがかかるなんて。

          【#24 音楽】 未来(いつかは)、どうしてる?

          【#23 写真】 未来(いつかは)、どうしてる?

          カメラが生まれてから1000年経ってもカメラマンという仕事が残っているのは、写真には余計な情報が残せないからだろう。

          【#23 写真】 未来(いつかは)、どうしてる?

          【#22 治外法権】 未来(いつかは)、どうしてる?

          じいちゃんやばあちゃんは「昔はよかった」なんて言うけど、じょうだんじゃない。 ネットで暴言を吐いても粘着しても平気で生きていける世界なんて狂ってる。そんなのオンライン上では法律がないみたいじゃないか。 そんな時代のSNSなんてものを懐かしがるなんて、やっぱり昔の人の価値観はわからないなぁ。

          【#22 治外法権】 未来(いつかは)、どうしてる?

          【#21 五感】 未来(いつかは)、どうしてる?

          見えるものは、聞こえる。 聞こえるものは、味わえる。 味わえるものは、触れる。 触れるものは、嗅げる。 嗅げるものは、見える。 五感あるものはそれぞれすべての五感で表すことができるようになった。美しいけど、臭い。美味しいけど、うるさい。モノと呼ばれるものにまた別の価値が付与されたことで、価値観はより複雑な姿となった。

          【#21 五感】 未来(いつかは)、どうしてる?

          【解説4 恋と未来】未来(いつかは)、どうしてる?

          こんにちは。ニシオです。 NetflixであいみょんのLIVEを見ながらこのシリーズを書きました。 未来に進むというのは基本的には課題解決を進めていくことだと考えているんですが、根本的なところでいにしえから何も進歩していないのがこの「恋」だと思うんです。 その形はゆるやかに変化しながら、どこかで「すべての人」にとっての重要なテーマでないところもまた歴史的にずっと同じような感じで、恋と人の関係性ってそういう面でも面白いですね。 #16 時代の変化 ネットの中だけの結婚なんて!

          【解説4 恋と未来】未来(いつかは)、どうしてる?

          【#20 好き好き大好き、超】未来(いつかは)、どうしてる?

          人間における「恋」はすでに「種の保存」の合理を飛び越えている。 強さを誇りより多く、より強い子孫を残そうと争う種はあれど、恋そのものに振り回され、恋によって多くの命を落とし、それでもなお恋を礼賛するのは、人間が特殊な生態であることを証明する最大のものではないだろうか。 これから先の未来、何がどこまで効率化され、合理化されても恋には勝てない。好きには勝てない。 好きは理屈だ。好きは合理だ。好きは理由だ。好きに全面降伏し、好きだからすべてに勝利する。 すべての歴史も、すべての未来

          【#20 好き好き大好き、超】未来(いつかは)、どうしてる?

          【#19 恋】未来(いつかは)、どうしてる?

          恋は心拍数の乱れを生み、心臓に負荷をかけるため身体に良くないものである。というデータと恋による幸福感はたしかに人間の精神状態を豊かにする。というデータと恋とはある種の錯覚状態でありまやかしである。というデータが積み上がりながら、ぼくたちは今日も恋をする。

          【#19 恋】未来(いつかは)、どうしてる?

          【#18 子孫繁栄】未来(いつかは)、どうしてる?

          人の脳をデータに取り込めるようになってから、僕らに「死ぬ」という概念はほぼ失われた。 それによって長く人間、生物のテーマであった「子孫繁栄」から開放されたぼくたちは、本当の意味で自由な恋愛を手にすることとなった。

          【#18 子孫繁栄】未来(いつかは)、どうしてる?

          【#17 ラブソング】未来(いつかは)、どうしてる?

          その昔「オリコンチャート」という流行歌のランキングでは、恋愛ソングが上位に並ぶことが目立ったという。 そのさらに昔、百人一首というその当時の流行歌をまとめた本でも恋愛についてのものが半分を占めたという。 今も、きっとこの先も人間は恋愛を歌い続けて、惹きつけられて泣くのだろう。

          【#17 ラブソング】未来(いつかは)、どうしてる?