見出し画像

ダナン・ハノイのベトナム欲張り旅🇻🇳#5【マーブルマウンテンをひたすら歩く午前】

ダナン3日目の天気は曇り時々雨模様。

この日はマーブルマウンテンと、ダナンの街中でローカルフードとスパを楽しむ予定。

たくさん歩くので朝食をしっかり食べた。
(ビュッフェを楽しみたいだけ)

白米とシンプルな温野菜うれしい。
オープンキッチンで作ってもらったのはフォー。
フォー・ガー(鶏肉のフォー)も食べる。
デザートも食べる。フルーツうれしい。

食事をしていると、しごできさん(レストランの責任者と思われる素敵なスタッフさんのこと)が挨拶をしにきてくれた。

予定を話すと、「午後からは雨予報だからマーブルマウンテンは早めに行った方がいいよ!」と教えてくれた。


気合を入れてマーブルマウンテンへ

マーブルマウンテン(五行山)はダナンの有名な観光地のひとつで、ダナン中心地からは車で20分ほどの場所にある。

5つの連なる山(火山・水山・木山・金山・土山)で成り立つ五行山の山中には、洞窟や寺院があり、仏教の聖地として人々の信仰の場となっているそうだ。

石灰石でできている山からはその名の通り大理石が採掘されるため、周辺には彫刻加工の工房がありたくさんの仏像が立ち並ぶ。

車からの写真。ぶれぶれ。

一般公開されている水山をある程度周るなら、少なくても1時間半は歩き続けることになるので体力と時間に余裕を持って挑んだ方が良い。

私たちは割とサクサク周ったので、もっとじっくり・のんびり楽しむ人なら2時間以上かかると思う。

もちろん足元はスニーカーで!

歩道はある程度整備されて入るものの、手すりのない急で狭く大きさの異なる石段を大勢の観光客が行き来するし、洞窟にはロープを伝って登っていく不安定な所もある。

私は雨上がりに行ったのもあって、地面が湿っていて余計滑りやすかった。

とにかく階段が多いよ。

洞窟の中でベビーカーを担いだ赤ちゃん連れの日本人夫婦に遭遇し、チャレンジャーだな!と驚いたが、手慣れた様子だったのでベトナム在住の人たちだったのかもしれない。

「異国で無理をしない」をモットーに旅をする私としては、手が塞がるような格好や荷物を持ったり、不安を感じる場所には入ったり登ったりしないことをおすすめする。


チケット売り場は2ヶ所

入山料+エレベーターのチケットと、山を登らずに見学できるアンフー洞窟のみのチケットの2種類があり、それぞれチケット売り場が違うので注意。

入山料+エレベータ代 55000ベトナムドン
アンフー洞窟のみ 20000ベトナムドン
エレベーターまで割と並ぶ。


自然と近代の歴史が混ざり合う場所

あまり詳しく調べず来てしまったが、時間がある人はぜひ山を登ってほしい。

日本国内で洞窟を見る機会は少ないし、ここまで気軽にアクセスできる場所は多くないと思うからだ。

エレベーターを降りてすぐのサーロイ塔。

仏教を信仰する国同士でも、その施設は結構雰囲気が違うので日本とは違う陸続きの国の文化の発展を感じる。

私の好きなヨーロッパこそまさに陸続きじゃないか!という話なのだが、やはり自分の文化圏内の方が各国のビジュアルの違いや地理的なグラデーションを感じ取ることができる。

同じ東南アジアなので去年行ったタイの寺院と似たり寄ったりかな?と思っていたが、マーブルマウンテンは仏教のほかに道教儒教の影響も受けているので、中国みの強い建物が多かった。


1955年から始まったベトナム戦争では、ダナンは最大の激戦地だったそうで洞窟内にはその痕跡や、慰霊の彫刻が施されていた。

ベトナムに来てから戦争の詳細を調べたが、こういうことをもっと知っておかなきゃいけないなと反省してしまう。

フィエンコ洞窟にある米軍の空爆の痕
左側がベトナム戦争のレリーフ


一生懸命歩いているとゲート1から外に出たので、最後にアンフー洞窟へ。

散々洞窟を見た後だったので感動は薄かったのだが、それでもかなり高さと広さがあり迫力がある。

興味はあるけど山に登る時間がない人はここだけ見るのも悪くないと思う。


たっぷり食べた朝食を登山でしっかり消化して、この後ダナンの街に向かった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?