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スイカは天然の白虎湯

7月にコロナに感染しました💦

7月22日の夕方、外出先から帰る途中で咳が出始め、家に帰っても止まらず。「おかしい…」と思って体温を測ると、38度近くの熱😷。「コロナかも?」と思い、翌朝、家族に発熱外来の予約をお願いしました。

病院では「ギリギリ陰性!多分、明日になったら陽性になると思う。」と言われましたが、翌日もう一度受診する体力も気力もなく、とりあえず薬を処方してもらって帰宅。徒歩15分の道のりが、30分もかかるほどフラフラでした😵。

喉が痛くて声も出ないし、熱は38度前後。高いときは38.7度まで⤴️。食欲もなく、1週間はスイカ🍉、うどん🍜、お粥だけを食べてひたすら寝てました💤。

2週目になってやっとスマホを見られるようになり、最初に見たニュースが「阿部一二三の金メダル🏅」。「えっ、パリ五輪始まってたんだ…」と空白の一週間に驚きましたが、その後の1週間もずっと寝てました。

3週目で少しずつ活動を再開しましたが、気力が戻らず、8月1日の電子書籍出版も延期😣。8月末には出したかったけど、結局9月12日に延期。普通の生活に戻るまで、1ヶ月はかかりました。

さて、ここからが薬膳の話。発熱時におすすめの食材は、なんといってもスイカ🍉!「天然の白虎湯」と呼ばれているんです。その理由は、スイカが体を冷やし、熱を下げる効果があるから。白虎湯は体を冷やして熱を下げる漢方薬ですが、スイカも同じように体の熱を取ってくれるんです😌。水分補給もできるし、喉の渇きを癒してくれるので、昔から親しまれています。

でも、体が弱っているときは、消化しやすくて温かいものが良いんです✨。子どもの頃「お腹を冷やさないように!」と言われたこと、ありますよね😊。スイカは熱を下げてくれるけど、冷やしすぎはNG。だから、温かくて柔らかいお粥やうどんも食べて、冷やしすぎないようにしました🍜。

毎日、うどんやお粥、スイカで過ごし、おかげさまで回復しました🙌。ただ、声が出にくい症状はまだ続いています😶。これはコロナの影響だけでなく、年齢的に肺が乾燥しているせいもあるかもしれません。こういうときは、肺を潤してくれる食材を取り入れるのが効果的です✨。

例えば、梨🍐や白きくらげは、肺に潤いを与えてくれる食材。薬膳では、これらが乾燥を防ぐために役立つとされています。スープやデザートに加えても美味しいですし、秋から冬にかけて特におすすめです☕。

今回の私のように熱病(コロナ)の後で、年齢的にも「肺陰虚」の場合は、肺に潤いを与えつつ、平性や寒涼性で、さらに腎にも良い食材を選ぶと完璧です。ただ、こういった食材は意外と少ないです。取り敢えず、山芋ですね👍

また、発熱後に疲れた体を回復させるためには、消化に良く栄養価の高い食材を選ぶことが大事です🍵。お粥に鶏肉や白身魚を加えたり、うどんに野菜をたっぷり入れたりして、体を優しくいたわりながら栄養補給するのがポイントです。

薬膳は、病後の養生にピッタリ!ぜひ試してみてください😊

神戸中医学院(芦屋薬膳)
国際中医師・国際中医薬膳師 西野久子(旧姓 廣岡)

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西野久子(旧姓 廣岡)
大阪の豪商・加島屋第10代、廣岡久右衛門正直の孫
大阪の豪商・加島屋久右衛門(廣岡家)
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西本願寺門主裏書き「方便法身像」(江戸時代)(58秒)

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