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教養としての社会保障
こんにちは。鯡(にしん)です。
社会保障の全体像的な本を読みたいなと思っていたところ、読みやすい本に出会ったので紹介まで。
データから見る日本の課題とその対応策としての政策が腑に落ちやすく、制度とその背景が分かるので、社労士試験の受験を控えている方で、時間のある方は読んでおいて損はないと思います。
あと勢いついでに、気になっていた白書も読んでみました。
令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-
印象的だったのは、第2部第5章の年金の運用についての記載。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)で重視しているリスクは、「市場の一時的な変動による短期的なリスク」ではなく、「年金財政上必要とされている運用収益が得られないリスク」であり、GPIFは、分散投資を行うことにより、「リスク」を抑制しながら、年金財政上必要な運用収益の確保を目指している。
現状のマクロ環境ではやっぱりリスクを取らないことがリスクに繋がるんだなということを改めて認識させられました。
テーマごとにPDFが分かれていて読みやすいかと思うので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
では今日はこの辺で。