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結論と3つの根拠〜『1分で話せ』を読んで〜

いろいろ話しているのに、言いたいことが伝わらない。そんなことありませんか?
いろいろ伝えようとするから、上手くいかないんです。むしろ、1分で話すせる程度が望ましいです。「1分で話せ」という本では、「結論と3つの根拠を伝えよう」と書かれていました。

1分で話せ

そもそも結論とは何か?

ここでいう結論とは、「聞き手をどういう状態に持っていきたいか」のことです。事実やデータは結論にならないので、次のやりとりでは結論を伝えられていません。

A:「あのレストランは美味しい。」

情報だけ伝えられると、聞き手は「で?俺にどうして欲しいの?」となります。だから、次の方が望ましいです。

A:「あのレストランに行こう。」

事実を「理解してもらう」のではなく、「理解した上でどうして欲しいか」が重要です。

なぜ根拠は3つ必要なのか?

でも、結論だけでは説得力が足りないので、3つの根拠も添えましょう。1つだけでは物足りないですし、4つ以上だと聞き手が混乱しちゃいます。その点、3つは「ホップ・ステップ・ジャンプ」のように、リズミカルに受け取ってもらえるので、覚えやすいです。

A:「あのレストランに行こう。美味しいし、きれいだし、接客も良いから。」

こういう風に言ってもらえると、聞き手は「それで!」と承諾もしやすいし、逆に代替案も出しやすくなります。

アクションプラン

1分で話すための第一歩として、紙に「結論と3つの根拠」を書き出しましょう。頭の中で思い描こうとしても、言いたいことをまとめられません。その結果、説明が足りなかったり、あるいは長すぎて訳がわからなくなってしまいます。

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