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なぜあなたの文章は読まれないのか?〜『書くのがしんどい』を読んで〜
1.はじめに
この本には、文章はシンプルに書くとか、SNSで文章を発信するとか、書くためのコツがたくさん説明されてました。ただ、これを全部解説するわけにはいかないので、特に興味を惹いたところ「なぜあなたの文章が読まれないのか?」についてまとめたいと思います。なので、文章が読まれない原因、読んでもらうためのアクションプランを説明します。
2.読まれなくてしんどい
なぜあなたの文章は読まれないのか?
書き手の「書きたいこと」と、読み手の「読みたいこと」がズレているから。
せっかく発信しても読まれなければもったいない。自分の書きたいことだけ書いても読まれないし、まわりの読みたいことだけを書き続けるのもしんどい。
じゃあ、どうするか?
書き手の「書きたいこと」と、読み手の「読みたいこと」が重なる部分を見つけるしかない。
そのために、やるべきアクションは2つ。
その1)「オレに聞きたいことない?」ってまわりの人にたずねる
「私ってどんなことを発信したらいいかな?」と家族や友だちなど身近な人に聞いてみてください。そしたら、思わぬネタが見つかるかもしれません。
その2)SNSで発信し続けて、ウケるものを見つける
発信を続けるなかで、「これは反応ないな」とか、「これはバズるな」とかがわかってくるはずです。粘り強く取り組んでください。
上記の2つのアクションを実行しても上手くいかない場合は、次のアクションがオススメです。
その3)自分が読みたいものを書く
自分が面白いと思うことを発信してください。自分と他人が同じものを見て、面白いと感じたりするからです。
その4)たった一人の他人に向けて書く
ある一人の心に刺さったものに火がついて、まわりに広がっていくことがあるからです。たとえば、「20代男性」や「〜業界の管理職」あるいは「過去の自分」という風にターゲットを絞るのです。
自分の言いたいことを届けるためにも、届け方を工夫しましょう。その第一歩として、読み手の欲するものを発信してください!
4.おわりに
書き手の「書きたいこと」と、読み手の「読みたいこと」を見つけるのは、マーケティングに似てるなーって思いましたね。需要と供給の丁度いいところを見つけるみたいな。SNSでの自己発信を続けてたら、伝え方が上手くなるだけじゃなくて、マーケティングの感覚?も身につくので、得るものが多いですね。