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満腹は老化のもと

食べすぎは、体に悪い。食べすぎると胃腸の調子も悪くなるし、眠気も発生して勉強や仕事で力を発揮できません。なんとなくイメージできますよね?
でも、「LIFE SPAN」という本で衝撃を受けたのは、食べすぎで老化することです。「食べる=成長する=死に近づく」と結論づけている学者もいるくらいです。

栄養失調にならない程度にカロリーを制限したら、長寿遺伝子が活性化するそうです。これを「サバイバル回路が始動する」といいます。体がギリギリの状態になるからこそ、細胞の防御機能を高めて、病気や体の劣化を防げるみたいです。
このことは、マウスを使った実験でも明らかになっています。幼児期に餌を制限されたマウスが、たっぷり餌を食べて育ったマウスよりも長生きしています。
もちろん、カロリー制限しすぎは危険です。肉や乳製品、精製された炭水化物(白米、小麦粉、砂糖)を減らして、野菜や豆類、全粒の穀物を多く摂りましょう。

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