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「あの日にかえりたい」を読んだ

「あの日にかえりたい」  乾ルカ  実業之日本社  を読んだ。

地震に遭った翌日、少年は、海の匂いのする、見たこともない町に立っていた。通りかかったオバサンの家で親の迎えを待つ間に体験したのは、少年がこれまでしてみたかったことばかりで…(「翔る少年」)。介護施設で出会った、嘘のような人生を語る車いすの老人との交流と意外な結末を描く表題作ほか、時空を超えた小さな奇跡と希望を描く六篇。第143回直木賞候補作。
(amazonより)

現実の世界に、突然現れた、その人ゆかりの異空間と交わる一瞬の世界。不思議な感じの短編集。

私のベスト3は
1位  翔る少年
2位 真夜中の動物園
3位 夜、あるく

この3つは、前を向いて生きていく終わり方なので、良かったかな。

短編で、読みやすいけど、心に何か引っかかる本でした。

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