3品クッキング019:ひな祭り明けの「金平糖」をクルミと合わせる
タイトル画像:クルミの砂糖がけ
昔々からある伝統行事では、昔々の食べ物とセットで楽しまれることが多い。
すると、食べ物も「昔々」のもの。
あまり選択肢がなかったり流通も貧弱だったりした頃の食べ物と、今の食べ物はずいぶん違います。
すると、「昔は珍重されたけど、今は特に好む人も少なくなった」という食べ物も出てきまして。
自分にとって金平糖がそれ。
他に美味しい手軽なお菓子がある仲で、わざわざ選ぶことはありません。好きな人もいると思うけど、自分はそうなんです。
そんな金平糖をお菓子の材料にしました。
ひな祭りの食べ物といえば、名物と同じ
ちらし寿司、ひなあられ、ひしもち、なんかが割とポピュラーですが、自分は「うひょー、今日はひなあられだ!」みたいなことにはならず。
その辺に有ればつまむ程度。
とは言え、当時は最高の贅沢であったはず。
この辺の構図は、各地の名物にもあります。
そこにある材料、そこにある技術、で追求した結果、名物になる。
でも、流通や情報や技術が発達すると、少し古臭いものになる。結果、他を知ってる世代は、他に行ってしまう。
これは当たり前のこと。
金平糖も自分にとってはそんな存在。
金平糖の原料はほぼ砂糖
あまりがちな金平糖も、原料に着目すれば、第二の人生もあります。
ということで、ほぼ砂糖、に着目して今回、ちょうど仕入れた生クルミと合わせました。
材料
①生クルミ
②金平糖
③水
例により水まで3品に勘定してます。
作り方
(1)クルミはローストして香ばしさを引き出す
フライパンで空炒り。
画像:フライパンの中はクルミだけ
時間?火加減?
適当です!いい匂いしてきたら一旦火を止め。
(2)砂糖ではなく金平糖と水
そこに金平糖投入。
画像:真ん中にスペースを開けて金平糖と水
砂糖と比べてなかなか溶けない!
なので焦らず、弱火でカラカラ混ぜてると、徐々に重くなってきて、水気がなくなれば出来上がり。
画像:金平糖が全部溶けて水分が飛んだ状態の写真
ちょっとつまむのにいいですねー。
#時短
#時短料理
#手抜き
#手抜き料理
#一人暮らし
#自炊
#発想法
#雑煮
#海苔餅
#お餅
#正月