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就活、人気ランキング化を避ける三方からのアプローチ、まずは学生はどうするべき!?

タイトル画像:分かれ道でどっちに行こうか迷う3人のシルエットイラスト

学校で、教員が集まって、就活対応確認、それを踏まえて1,2年生への指導方針確認、というリモート会議がありました。

そこで自分なりに気付いた問題点と、それぞれの立場での動き方について、記事にまとめてみます。

まず、第一弾としては、「どうも就職希望先の知識が不足していて、単なる知名度ランキングになってないか?」という記事を書きました。

下のリンク:就活の人気ランキング化を問題提起する自分記事

自分の時とまったく違いすぎて、経験が役立たない就活事情

講義では、普段は自分の活動の経験をなんとなく偉そうに語ってます。

それが「経験を伝える」ということではあるので悪いことではないのですが、今回のテーマは全く役立たない。

自分の頃の就活とは様変わりしすぎていて、大学の存在そのものも変わってきてる印象。

ちなみに自分の頃の就活はこんなある意味異世界みたいな違いが。

・教官に呼ばれて入ると、机の上に企業のオファーカードが札束のように
・好きなのを一つ選ぶ

5分で終わりでした。全く参考になりませんね。

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カードに書かれてる企業名は、一部上場企業の技術系が上から全部、しかも枠は複数人。

小さい学校だったので、余りまくってました。

会議から分かった現在の事情

ということで、就活会議も、自分にとっては新たな情報。今の就活現場にいる方々には当たり前のことかもしれませんが、自分にとってはへえー、って内容が多く。

一応整理をしておきます。

①横断的情報共有

就活産業のサービス提供者が多数。それぞれがそれぞれの情報を収集・展開するのではなく、企業は共通情報を一斉に投げ込みます。

すると、「一斉情報」を参考とする学生の中から抜け出すためには、いかに「特別情報」にたどり着くか、という知恵が必要になる。

結局、個別展開の時代と変わらず、知ってる人が有利、という形に戻ってます。

②インターン型、しかも前倒し型

長期のお休み期間などを利用して、企業に出かけて実務を体験するインターンシップ制度は、かなり活用されています。

学生側も現場の雰囲気が分かり、企業側も学生を深く知ることができる。

スタートは1年生受け入れ、という企業もあるので、相当青田買いにもほどがある。

でも、いいことばかりじゃありません。

・労働力搾取
・結局就職できない(1割くらい)

ということも起こってます。この辺、インターンシップブラックリストが必要かなー。

③今も昔も共通、リクルート型

企業側から名指しで取りに来る。

とは言え、どこでどうやって学生の情報を仕入れるのか。その辺は今風のやり方がありました。

例えば、学校主催の学生売り込みウエビナー。学部紹介から始まり、学生を簡単に紹介していくイベント。学校の力が強ければ多くの企業が見てくれます。

OBが探しに来る図は今もあります。

④理系も文系もポートフォリオ

ポートフォリオというと、デザイナーなどの作品集というイメージがありますが、それに捉われず、誰でも「こんなことができます」をアピールするが必要。

ポートフォリオのテンプレートを整備して、全ての学生に持たせる時代も来ています。

これに加えて、活動制限日も変わるとのこと。

もはや、少子化で、単に売り手市場とかではなく、マッチングミスをしてる場合じゃないぞ、と思わされる状況。

それぞれの立場でやるべきこと①学生

この状況を踏まえて、それぞれの立場でやらんといかんなー、と思い付いたことを挙げておきます。

まずは学生。

●とにかく知識不足、だから情報収集、しかも学校をこき使え

これは圧倒的弱点です。暇だ〜と割の悪いアルバイトなんてしてたら大損です。

暇なら企業情報集めろ!と言いたい。

そこで得られる将来の自分の立場を有利にすること。これは、時給1000円どころじゃないゲインになります。

そして、次も注意。

集める先も、ほら、そこの学生もあっちの学生もすぐにスマホでワードを入れ始める。

検索サービスはもはや広告媒体

ということも知らないようで。

ということで。

情報収集は、学校を使い倒しなさい、ということを声を大にして訴えます。

授業料払ってるのだから、教員だけでなく、就職担当にも聞きまくる。

学校は日頃からOBなどの働く側、就職先としての企業側、両方のパイプがあり、リアルな情報もしっかりアップデートされてます。

なんかイケてる風の白Tシャツ+ジャケットのウェーイ系ベンチャー社長の資金調達記事など見てないで、現場の声を集める方がリアルに役立ちます。

それぞれの立場でやるべきこと②学校

そして、次は学校側がやること。

これは、次の記事に!

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