にしかた

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  • 発狂旅行記シリーズ

    🤡が観光客に擬態して日本各地を巡ります

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法学徒に求められる答案の書き方

おはこんばんちわ(死語?)、にしかたです。 さて早速なのですが、皆さんはこういう決まり文句を聞いたことはありますでしょうか。 咳払いをいたしまして。 故意責任の本質は反規範的人格態度に対する道義的非難である。恐らく法学の初学者は故意責任という言葉すら理解できないと思います。それは何となく分かるとしても「反規範的人格態度」って何なんだという話になります。 正直に言いますが、私も知りません。 ですが、極めて多くの法学徒は刑法でとある論点(錯誤。本記事は初学者向けのため、説明は

    • 脳内国家設定資料集①:政党編

      はじめに・脳内での 「右派」:内政は娯楽重視、外交は消極的(陰キャ寄り) 「左派」:内政は学業重視、外交は積極的(陽キャ寄り) ・国防軍は諸外国との戦争に対処するほか、試験対策戦争、受験戦争にも従事する。なお、民主改革派(のちの自由党)と協力して議会開設を実現させた経緯がある。 二大政党(1)保守党=中道右派 2022年12月に発足。旧自由党のうち右寄りの議員らが結集して組織された。「娯楽推進」を党是に掲げており、ゲーム・漫画・アニメといったサブカルチャーへの予算支出

      • 【発狂旅行記】富山編①:富山市街・高岡・雨晴

        ちょっとだけ真面目な前置き、始めましたいつものクソしょうもない小洒落た前置きがなくて申し訳ないのですが先日、富山に行ってまいりましたにしかたです。 私も外では一般的なチー牛を装って生活し、人間のコミュニティに溶け込んでいる(はず)ので各方面に「富山に行くんですよ〜」と言いました。すると大半が微妙な顔をし、「ほんまごめん、富山って何がある?」と聞いてくるわけです。 正直、私もこの夏くらいまでは富山なぞ見向きもしませんでしたよ。富山についての知識と言えば富山大学事件くらいのも

        • 近況報告または雑談回、あるいはいつもの発狂

          マジカルバナナ、ってあるじゃないですか。 小学生か中学生くらいに何人かでやる遊びの一つです。発想はしりとりに似た何かを感じますが、ゲーム性は連想ゲームそのものですね。 ざっくり例を挙げさせて頂くと、 ①バナナといったら黄色 ②黄色といったら邪神ちゃん(!?) ③邪神ちゃんといったらサブカル ④サブカルといったら秋葉原 ⑤秋葉原といったら電気街… (ちなみに、邪神ちゃんドロップキックの舞台は秋葉原・神保町である) てな感じで連想ゲームをしていくわけです。何が難しいんだと思

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        記事

          京都大学法学部、出口のない8番出口だった

          「異変」 最近、「8番出口」流行ってるじゃないですか。 知らない人向けに一応説明しておくと、Steamで配信されてる3D間違い探しゲームで、ホラー要素もあってかつシンプルであるという点がおそらく受けてるんですよね。あと、舞台が日本風の地下通路でめちゃくちゃリアルかつなじみ深い。 参照 それで、我らが京大法学部も「異変」だらけだよなあなんて思うわけですよ。 異変その1:試験期間 これはマジで卒業まで擦るつもりでいるんですけど、他学部より1週間試験期間長いのいい加減にし

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          京都大学法学部、出口のない8番出口だった

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          京大法学部チュートリアルPart1―総論

          1.発想を変えてください受験に合格したというのに友達と遊ぶわけでもなく、ツイッターをカタカタしてこのnoteを見つけた陰キャツイッタラーたる新入生の皆様、こんにちは。にしかたです。 さて今回のチュートリアルでは、法学部生というよりかは京大生として知っておくべき知識をお伝えしようと思います。身近に京大生がいないとこういう知識ってなかなか分からないですよね。 本来、こういう知識は大学側がパンフレットとかで伝えるべきなのですが、皆様がこれから通うことになる大学は情報をやたら出し渋り

          京大法学部チュートリアルPart1―総論

          京大法学部チュートリアルPart0 法学部という名の修羅へようこそ!!

          1.はじめに まずは、京都大学法学部に合格おめでとうございます! 4月からは待ちに待ったキラキラ大学生活です!! ↑テニスはいつしているのだろうか ・・・すまん嘘。晴れて合格した皆様へのお祝いを兼ねて、京大の1つの♰真理♰をお教えしましょう。 法学部生あるある、死んだ魚の目してる。 皆さんは今、多分ものすごいうきうきした気分だと思うんですよ。そりゃそうですよね。n年間の努力が実を結んだわけですし、人生を左右するような試験は当分受ける必要はないでしょうから。 ですが

          京大法学部チュートリアルPart0 法学部という名の修羅へようこそ!!

          1回生単位レビュー①:前期般教編

          1.単位が降ってくる時代は終わりましたこんにちは。春休みに突入し絶賛ヒキニート中のにしかたです。 さて今回の記事では、『1回生単位レビュー』と題して、私が取った各講義について、楽単かどうか、内容的に面白いかどうかなどの観点からレビューしようと思います。 その前提として。 単位が降ってくる時代は終わりました。 この記事は新入生向けに執筆予定の『京大法学部チュートリアル』にリンクを貼る予定です(2023.02.10時点)が、あらかじめ新入生の皆様に言っておくとすれば上のように

          1回生単位レビュー①:前期般教編

          京都大学『現代史概論』感想—TAKETAKAさん『チトーの幸福理論』

          1.はじめに 以下の文章は、私、にしかたが、京都大学全学共通科目『現代史概論』の授業の感想として提出した小課題を加筆修正したものです。テーマとしては、 「世界史替え歌界隈」という界隈の紹介 TAKETAKAさん『チトーの幸福理論』について 「世界史替え歌界隈」に対する(よくある)批判と歴史の捉え方 に絞って書かせていただきました。 毎回、担当教員の藤原辰史先生がフィードバックとして一部の生徒の感想を取り上げ、その生徒に提出した感想について改めて述べさせるのですが、(

          京都大学『現代史概論』感想—TAKETAKAさん『チトーの幸福理論』