矛盾した特性HSS型HSP

お越し頂き、ありがとうございます。


繊細お節介セラピストのこちゃんです!


介護老人保健施設で非常勤として理学療法士をやってます。😊


記事の内容が伝わりやすいように、さらっと私の特性を書いておきます。


・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・APD(聴覚情報処理障害)
・気分変調症
・HSP
・不安障害
・愛着障害、アダルトチルドレン


今回はHSPという特性について綴っていきます。
私はHSPのなかでも、HSS型HSPというものです。


HSS型HSPとは、繊細で感受性の強いHSP(Highly Sensitive Person)のなかでも、刺激を求める傾向が強いタイプの人を指します。

HSS型HSPの特徴

  • 刺激を求めて新しい体験や挑戦を好む

  • 繊細で傷つきやすい

  • 疲れやすい

  • 周囲からは明るく元気だと思われているが、実際は違う

  • 周囲からは落ち着いているように見えるが、実際はテンパっている

  • 初対面で打ち解けるのは得意だが、次第に距離ができる

  • 好奇心旺盛だが、常に警戒している


繊細なくせに刺激を求めるのです。
そりゃ疲れますよね…。
傷付きやすいなら刺激を求めなきゃ良いのに、とも思います。

特に4つ目の「周囲からは明るく元気だと思われているが、実際は違う」ってところ、私はめちゃくちゃ当てはまるんです。
家では「暗い」と言われるのに、職場でもそうですが、一歩外に出ると、明るい性格に勝手にシフトチェンジしてしまうのです。


本来の自分じゃない人を演じてしまうので、その時は気づかなくても、帰宅するとぐったりしてしまいます。


昨日も利用者さんに「明るくていい」と言われましたが、否定するのも面倒なので、お礼を言っておきました。(笑)


また「初対面で打ち解けるのは得意だが、次第に距離ができる」というのもとても理解できます。


どこへ行っても自分から話しかけるのには躊躇ないです。
例えば銭湯でも常連さんと仲良くなるし、推し活の現場でも自分から話しかけて打ち解けるのは得意です。
また、この特性は、老健での仕事でとても有利に働きます。


ただ、友達と呼べる人は居ません。
今までこれは発達障害のせいかと思っていましたが、HSS型HSPの特性が大きいのではないかと思います。
近寄り過ぎると、傷付くことも増えるし、何故だか警戒してしまうのです。


このような、HSS型HSPの矛盾した特性と付き合っていくには、ある程度、自分なりの工夫が必要です。
私が気をつけているのは以下のことです。


  • 休養と刺激を求めることのバランスを取る

  • 周りの人と適度な距離感を保つ

  • 一人の時間を大切にする


一番は1つ目の「休養と刺激を求めることのバランスを取る」ことかと思います。


私は推し活を楽しみにしていて、そのために働いていると言っても過言ではないです。
しかし、私の場合、どんなに好きなことでも、帰宅するとぐったりと疲れてしまいます。
だから、睡眠をとても大切にしています。
10時間以上は必ず寝ます。


自分の特性を知る前は、「ずっと寝てるのは勿体ない。息抜きのためになにか楽しいことをしなくては」と思って過活動になっていました。
でも、睡眠時間をしっかり取るようにしてから、仕事も以前より楽に感じることが増えました。


2つ目の「周りの人と適度な距離感を保つ」というのは、発達障害の私としては、正直難しいです。
でも心掛けるようになってから、家族との距離感も、同僚との距離感も少しずつ上手くなってきている気はします。


そして、3つ目の「一人の時間を大切にする」というのは、本当にそうだなと思います。
私は人が好きだし寂しがり屋だと思っていますが、一人の時間を大切にするようになってから、楽に生きられている感覚があります。


人が好きだから、理学療法士という仕事を続けていますが、私にはキャパオーバーになってしまうこともあるのだと知りました。


休日に丸一日遊ぶなんてこともなくなり、都会に出ることも減り、随分楽になったような気がします。


昔は、疲れやすいから、体力づくりのために25000歩くらいウォーキングしたりしていたのですが、今考えると逆効果ですね…。
やはり、自分のことを知ることが一番大切なんだと思います。
知ることで自分なりの対策が出来ると思うので。☺️

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