ADHD(注意欠陥多動性障害)について
お越し頂き、ありがとうございます。
繊細お節介セラピストのこちゃんです!
介護老人保健施設で非常勤として理学療法士をやってます。😊
記事の内容が伝わりやすいように、さらっと私の特性を書いておきます。
・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・APD(聴覚情報処理障害)
・気分変調症
・HSP
・不安障害
・愛着障害、アダルトチルドレン
今回はADHDについて綴っていこうと思います😊
注意欠陥多動性障害の症状
ADHD(注意欠陥多動性障害)の症状は大きく「不注意」「多動性」「衝動性」の3つに分けられます。
不注意
忘れ物が多い
やりかけのまま、ほったらかしでも平気
自分の興味のあることに対しては過集中して、周囲が見えなくなる
片づけや整理ができない
注意が長続きせず、気が散りやすい
忘れっぽく、物をなくしたりどこに置いたかわからなくなりやすい
私は過集中が顕著です。
特に仕事場面で、利用者さんと一対一でリハビリしているときに、周りが見えなくなります。
利用者さんに集中できるのはいいことですが、周りでインシデント等のなにかがあっても気付くことができません。
私は、同僚が目を離した利用者さんが近くで転倒したときに、そこにいたナースさんから「気付かなかったのか」と責められたことがあります…。
また、ここにはありませんが、私は視野に入っていても「見えてない」ことが多いです。
注意が行かないものには認識もできないのです。
なので周りが当たり前に分かってることも、私は知らないことが多いのです。
多動性
落ち着いてじっと座っていられない
常にどこか体を動かさずにはいられない
一方的にしゃべりすぎてしまう
公共の場などでも静かにできない
私は3つ目の「一方的にしゃべりすぎてしまう」傾向があるため、普段から気を付けてます。
なるべく、相手の話を聴くように心掛けています。
ただ、私はその場によって傾向が、変わります。
利用者さんの前では、もちろん話を聴いていますが、同僚と話しているときは話しすぎてしまったり。。
そして、うちは両親ともにこの傾向があるので、家では私は聞き役になってしまいます。
それぞれの場面で自分がどのように振る舞っているのかを知り、自分なりの対策を立てることで少しは生きやすくなるかなと思います😊
ここにはありませんが、私は歩くのもちょこまかとしていて、かなり速いです。
衝動性
順番が待てない
キレやすく乱暴になってしまうことがある
相手の話を聞けず遮って話してしまう
他の人の邪魔をして自分がやってしまう
私が一番困っているのは、この「衝動性」だと思います。
私は、キレやすいです。
調子の悪いときは特に。
出勤時の満員電車で、マナーの悪い人に絡まれると本当にイライラしてしまいます。
抑えようとしても、頭に血が上ると抑えられません。
これは私自身すごく辛いし、自己嫌悪になります。
また、私は気分変調症(ADHDのドーパミン欠乏による軽いうつ状態が持続するもの)も併発しているため、抑うつ気分が強い時があります。
それが続くときは本当に辛くて、逃げたくなります。
私は気分変調症の経過が長く、いつも具合悪いので「生きていたくない」と思うことが多かったです。
そんなこともあって、その悪い状態になにかまた刺激が加わると、衝動的にOD(大量服薬)をしてしまいます。
しかし、気分変調症はADHDのドーパミン欠乏によるものなので、治癒とか寛解はありません。
一生抱えて行かなければならないものです。
ただ、今は薬だったり、周りの助けもあって、うまくコントロール出来ている状態なので、この調子が続けばいいなと思っています。
まとめ
ADHDの特性は、自分でもなかなか改善するのは難しいものと、自分自身をよく理解することで意識して変えていけるものがあると考えます。
一生抱えて生きて行かなければならないものなので、自分で対策を立てていけたら良いですね。
少しでも生きやすくなるように。😊