鬱とギフテッド2e
今私は鬱を患い、服薬しながら生きている。
それなりに辛い。
でも思い返してみると、幼少期から思春期辺りの方が一番辛かったように思う。
当時は、感じている世界が、周囲と大きく相違ないと思い込んで生きていた。
小学生の時が一番友達が多かったし、馴染んでいると思っていた。
中学、高校とも、友達は居た。
「何かが違う」と感じ始めたのは、高校時代からのように思う。
わたしはそれまで、「恥をかく」ということに強い恐怖心を抱き、幼い頃から、クールを装って生きてきた。
今思えば、それはギフテッド2eの繊細さ故のことのように思う。
高校時代に、ふとしたとき友人に「生きていくことは恥をかくことだよね」というと否定されたショックは、未だに覚えてる。
ギフテッド2eだから、幼い頃からあらゆることに疑問を持つことが多かったけど、2つ上の姉がいつも先に「なんで」と聴いていた。
そんな姿が私にはみっともなく映ったから、私は幼い頃から疑問を押し殺して生きてきた。
私はいつも勝手に、自分の生き方に制約を設けていた。
とにかく生きづらかった。
30歳になって、ギフテッド2eと知ってから、今までの辛さに理由付けがされて、それだけで許された気がした。
質問してもいいし、傷付きやすくてもいいし、変わり者でもいいし、無理して周りに合わせなくてもいい。
こうやって少しずつ許可をしていくことで、きっとこれから、もっと生きやすくなっていく。