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2025(令和7)年「御正忌報恩講法要」

西本願寺では、2025(令和7)年1月9日(木)より16日(木)まで、御正忌報恩講法要(ごしょうきほうおんこうほうよう)を修行いたします。 皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。

御正忌報恩講法要にて雅楽を演奏する僧侶の様子

浄土真宗で最も大切な法要「御正忌報恩講法要」

御正忌報恩講法要(ごしょうきほうおんこうほうよう )とは?

浄土真宗を開かれ、真実のみ教えをお示しくださった親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご命日(1263年1月16日)を縁にご遺徳をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のご本願によるお救いをあらためて心に深く味わわせていただく、浄土真宗で最も大切な法要です。

親鸞聖人の三十三回忌のご法要にあたり、本願寺 第三代宗主 覚如上人(かくにょしょうにん)がそのご遺徳を讃仰(さんごう)するため『報恩講私記(ほうおんこうしき)』をご制作になられ、以来、聖人のご命日の法要は報恩講として、大切にお勤めされてきました。

僧侶や門信徒の皆さまはもとより、初めての方もぜひご参拝ください。多くの方のご参拝をお待ちしています。

法要についての詳細は、下記からご確認ください。

法要以外にも境内ではさまざまな関連行事を実施しております。詳しい予定は、下記からご確認ください。

※法要の様子はYouTubeにてライブ配信いたします。 

約400年の歴史を持つ書院でいただく「お斎」

仏教では「食事(じきじ)」と呼ばれる、午前10時から正午までの間に食事をする習わしがあり、このときの料理を「斎(とき)」といいます。

本願寺では、御正忌報恩講法要をお勤めする期間、通常非公開の国宝 書院(鴻之間)にて、おおむね江戸時代から変わらぬ食材を用いた伝統の精進料理を、朱塗りの什器やお膳で召しあがっていただくことができます。

国宝 書院(通常非公開)の鴻之間にて(全席椅子席)
法要を締めくくる伝統のお斎(精進料理)
明治元年創業の精進料理屋 矢尾治(西本願寺御用達 開明社)
お斎

1月10日から15日まで、日中法要終了後にこのお斎のご接待をおこないますので、ご参拝の折にぜひご賞味ください。

期間
2025(令和7)年1月10日(金)~15日(水)

時間
1回目 12:00
2回目 13:00頃
※時間は人数等により前後する場合があります
※1月10日のみ12:30からの1回のみとなります

場所
​​書院 鴻之間(国宝)
※全席椅子席となっております

懇志
お一人、1万円以上

申込み
本願寺 参拝教化部宛に電話、FAXまたは龍虎殿受付カウンターにて直接お申込ください。

本願寺 参拝教化部
京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町
電話:075-371-5181(代)  FAX:075-371-7601

詳細は下記からご確認ください。

書院 鴻之間

仏さまのお話(法話)を聴き、夜を明かす「通夜布教」

通夜布教(つやふきょう)とは、親鸞聖人ご往生の前夜に門弟(もんてい)や縁の深い方々が集まり夜をともに明かしたことに始まると言われています。

御正忌報恩講法要をお勤めする期間の、1月15日夜から16日早朝にかけて、13名の本願寺派布教使が夜通し法話をいたします。

通夜布教の様子は下記のYouTubeから、インターネット中継を行います。

日時
2025(令和7)年1月15日(水)19:00~16日(木)5:40

場所
総会所(聞法会館1階)・多目的ホール(聞法会館3階)
※2会場同時進行