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授業実践② 生徒の自主性を伸ばす『選択式自主学習課題』

まだ未完成です、随時加筆していきます。自分のモチベ(達成感)のために現状で公開しています。

この記事を読んで下さっている方は、英語教師の方が多いかと思いますが、皆さんはどのように自分の英語力を伸ばしてきたでしょうか?

洋楽を聞く、洋画を見る、英語日記を書く、、、などそれぞれ色々な方法で英語力を伸ばしてきたのではないかと思います。
個人的に、中高での英語教育のゴール(目指すべき到達地点)は、「生徒が自分に合った英語の勉強方法を見つけ、自立した英語学習者として卒業後も自走して英語力を伸ばすことができる」ことだと思っています。

最近は学習指導要領でも、「主体的に学習に取り組む態度」という名称で生徒の自主性を評価項目にして測るよう明言化されていますよね。

今回は、その能力を学校現場において、どのように課題として生徒に取り組ませ、評価として測っていくのかについて記録していけたらと思います。

*指導歴2年の経験の浅い英語教師が自分の教育観をもとに実践した内容を記録しているブログになります。あくまで参考程度として読んでいただけたら幸いです。(もし、参考になったり応援したたいと思った方はいいねをいただけたらと、、、)


【1/3】自主学習マニュアルを作成

我々英語教師は、英語のプロである前に「英語学習のプロ」だと思っています。
そんな我々が今までどのように英語力を伸ばしてきたか、その方法を生徒にしっかりと示すべきだと思い、「自主学習マニュアル」を作成しました。

【ここに挿入する】

見た目はこんなに凝る必要はないかと思いますが、見た目がいい方が楽しいかと思い、僕は夏休みの時間があるときにCanvaで作成しました。


【2/3】生徒は自分に合った自主学習を選択し取り組む

次に、生徒にどの自主学習に取り組むのかを選択してもらいます。
もちろん、このマニュアルは学習方法が定まっていない生徒への手助けですので、自分の自主学習スタイルが定まっている生徒は、必ずしもこれに従う必要はないと思っています。
また、英検が近い時期などは、いったんこの自主学習を中断し英検対策をする生徒なども僕の学年にはいます。



【3/3】評価は「提出状況」で、ノルマはしっかりと明記

最後に提出・評価の仕方についてです。
ここが一番大事かと思いますが、私の学年では「提出状況」での評価としています。
つまりは、自主学習の質には重きをおいていないということです。

ただ、ノルマはしっかりと明記しています。

自主学習マニュアルの中にも「何をどのくらいの量取り組めば、一回の提出とみなす」という文言を必ず明記しています。
これをもとに、2週間に1回の頻度で生徒は自主学習を提出しています。

(追記)私の働いている自治体では、MicrosoftのTeamsを使用していますので、課題の提出はすべてTeamsを通して行っています。
例えば、洋画視聴を課題とした生徒に関しては、そのレポートをWordかPDFで提出。英語で日記を書いた生徒は、その日記のページを写真に撮って提出といったかたちです。

すべて端末上で管理するため、生徒の進捗や提出状況の確認は、そこまで大きな時間はかかっていないのかなと思っています。


この自主学習に対しての生徒の意見などもアンケートを行っていますので、いずれ共有できたらと思っています!

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