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今日は「海の日」 水害には気をつけましょう!
今日は海の日です。
「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によると、海の日は
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
日と定められています。1995年(平成7年)から7月20日を海の日と制定し(翌年施行)[官報]、2001年(平成13年)の法改正で、2003年(平成15年)から7月の第3月曜日となりました。法律通りであれば今年は7月19日が該当しますが、今年は東京オリンピック開催の関係上、7月22日に移動されました。
水に身近な日本だからこそ、正しく水に恐れよう
さて、タイトルにもある通り、毎年夏は水害が発生する季節です。今年もゲリラ豪雨や「線状降水帯」による長時間の大雨で土砂崩れや河川の氾濫等が各地で発生しています。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
年々夏の豪雨や秋口の台風の威力は増し続けており、過去最悪水準の水害が多発しています。”異常ではない異常気象”となっているここ数年の天候ですが、皆さんはいざ水害が起きた際の避難行動のシミュレーションはできていますか?
各地方自治体では水害が発生した際のハザードマップを発行しています。まずはそれを見て、水害の際の行動パターンを計画しておきましょう!しかし、最近では避難所としてしていた場所にも水が押し寄せたり、自治体が出す避難情報よりも前にすでに災害が発生していたりと、これまででは考えられなかった事案が発生しています。
それを踏まえ、今月から気象庁は「警戒レベルが最悪になる前までに避難するよう」呼びかけ、それが間に合わなかった場合は『緊急安全確保』として、安全な場所への移動や建物の2階以上に避難するなど呼びかけるようになりました。運用開始後既に、熱海や島根などで災害時に発表されました。
上記でハザードマップを見てシミュレーションしようと述べましたが、今年の水害を見て、「それがすべてではない」ということは平行して頭の中に入れておいた方がよさそうだなと思いました。
また、夏は海や川で起こる水難事故が発生したりと、水に関する災害・災難が多発する季節です。今年は海や川で遊ぶ人は多くないかもしれませんが、だからこそ、いざ海や川に行った際に溺死などのリスクが大きくなります。沖合にまで行かないなど、基本的な行動をとるようにしましょう!
四方を海に囲まれた日本に住んでいる我々としては、豊かな自然に感謝しながらも、それらに対して正しく恐れ、自然と共存・共生していく気持ちで行動していくことで、自然からの恵みを享受できるのです。
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