一流の教師。一流の上司。~時代とともに~
「こうしなさい」
と、言われて素直にきける人ってどのくらいいるんだろう?
「あなたは、周りから見たらこう見えてるよ」
と教えてあげる。
指導しないといけない対象の人物は、たいてい自分を客観視する能力が低い。
子どもなら認知能力、メタ認知能力の発達段階にあるからなおさら。
近年、教育現場でいえば学級崩壊。
会社でいえばパワハラなど。
問題が起きているのは、
指図タイプの人間による割合が高い気がする
もう上司も教師も指導することよりも
コーチングやマネジメントができるかどうかが大事になってきている。
メタ認知能力の低い人間は、自分が見えてないから、自分がダメなことをしていても気づかない。
性格とか、育ちとかもではなくて、能力の問題。
だったら、
「あなたは、こう見えてるよ」
「どう思う?」
って聞いて、正しく導いて(コーチングして)
うまくいくようにマネジメントしてあげるのが
学校教育、社会教育になってきたと思う。
そうやって、子どもや部下を育てられる人が求められている。
だから、指図タイプの40代以上?(全員がそうではないけど…)
その人たちに教育された一部の20、30代は、
未だに、指図して動かそうとするから確執が生まれる。
そして、大概は、「言うことを聞かない」と、相手のせいにする。
こっちも、メタ認知能力の欠如か。
優れてる教師や上司はやっぱり、コーチングとマネジメントがうまい。
そして、それを「自分が教えてやった」と、ひけらかすようなことはしない。
まるで、教育の対象者が自分でできたかのように演出する。
そのうち、メタ認知能力が高まってきたり、大きくなったりしてから気づいて
「あの時はありがとうございました」
なんてこともあるだろうけど。
一流の教師、一流の上司は、一流のコーチング能力とマネジメント能力をもっている。
時代の変化。
教育もスタイルかわってきている。