まじめっていう言葉は、いつから悪口になったんだろう。

「まじめやな」

って言われる時のまじめという言葉の裏には、
「融通がきかない」とか、
「柔軟性がない」とか、

「生真面目」という言葉に近い意味が存在する。

まじめって良いイメージで使われることがあまりない気がする。

昔は、タバコがかっこいいとかいう価値観もあったぐらいだし、

ちょっと外れた感じがいいのか。

恋愛における

「いい人すぎる」とか、

「優男」とか、

本来称賛されるべきことだと思うのに、そうでない。

よくないですか?
まじめ
いい人
優しい

あるクラスでは、一部の声の大きい(いわゆる自分勝手な)集団が茶化して、まじめでこつこつ頑張る子が正しいことを正しいと言えないらしい。

「うわ!まじめや!」みたいな。

ぼくは、こう考える。

悪ぶってるやつは、自分の能力に自信がなくてそれをごまかそうとしているだけだと。

自分の能力のなさが目立たないように、能力の低いものや他人のもつ苦手な部分を強調しているだけだと。

まじめに頑張る人間が能力つけると困るから、さぼってる自分に負い目を感じて邪魔するのだと。

そういう人間の心理から来ているんだろう。

そして、できる子やまじめに努力している子の邪魔をする。否定する。

潔く認めたらいいのに。自分ができないことを。

完璧じゃなくてもいいのに。

「まじめ」を悪口にしてしまう社会

「まじめ」な人間が損をする組織

ぼくは、「まじめ」ってすごいことだと思う。
自分勝手な人には、同じことはできないから。

「優しい」って人間に一番必要なことだと思う。

ごまかしてる。
まじめにこつこつ頑張る根気がないから。

まじめで優しい人が報われる社会・クラスになればいいのになぁ。

まじめはほめ言葉だ。

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