「時の経過」に恐怖する理由。

今年に入ってから
歳を取ることが明確に怖いと
感じるようになった。

毎日があっという間に過ぎ、
気づけばまた新しい年を
迎えようとしている。

昭和のスターたちも
次々とこの世を去っている。

子供の頃にテレビで見たタレントたちは
知らぬ間に老け込んでいる。

時が過ぎる体感スピードは
速くなる一方だ。

年齢を重ねるごとに
時間が早く感じられるという
心理学の法則がある。

「ジャネーの法則」という。

10歳の時は1年が人生の10分の1だが、
50歳になると1年は人生の50分の1になる。

加齢により人生における
1年の総量は薄まる。

それゆえ、
時間は加速しているように
感じられるという。

この法則が正しければ、
年々時間が過ぎ去るスピードは
速くなっていく一方だ。

それを本能的に感じ取っているから
人は時間の経過に「恐怖」を
感じるのかもしれない。

歳を取ることが怖いと感じるのは、
人生を大切に思っているからだろう。

時間の価値を知り、
それを最大限に活用したいと思った時、
恐怖を覚えるのかもしれない。

時の流れからは逃れられない。

それは誰にも平等で、
止めることはできない。

でも、
その現象を受け入れることで
怖さは少し和らぐ。

歳を重ねることで得られる経験や知恵は、
若さでは得られない貴重なもの。

歳を取ることや時の経過の怖さを知って、
人生の瞬間瞬間を大切に生きること。

そのような歳の重ね方が出来れば
この怖さとうまく付き合うことができそうだ。

歳を重ねることは、
ただの年齢という数が増えるだけではない。

人生の深みを増す
貴重なプロセスであることを胸に
愉しく歳を重ねていこう。

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#1億円日記 Vol.104