【映画感想】お手本ともいえる実写映画化!心配しなくても平気!!
■映画名
はたらく細胞
■鑑賞日
令和7年1月4日
■個人的点数
115点 良い実写化!!
■概要
原作は漫画であり、アニメ化を果たした人気作の実写映画版です。
アニメを実写化すると、8割くらいの確率でつまらなくなる(個人的に感じます)ものなので正直心配しておりました。しかし、それは良い意味で裏切られ、杞憂に終わりました。
無難に・・・いや、むしろ良い方向に実写化できている良作として仕上がっています。「実写化か~」と嫌煙している方には是非とも視聴してみてほしいです。
◎アニメと違った展開!それもよし!
スタートからしばらくは、アニメと同様の展開で進んでいきます。しかし、映画というプラットフォームの都合上、物語の起承転結をハッキリさせる必要があるため、徐々に原作とは少々違った展開を見せていきます。
詳しく記載することはできませんが、映画しか視聴していなかった人は原作通りに見えるくらいにスムーズな展開となっており、好感を持てました。また、スピンオフ的な作品である「はたらく細胞Black」の話もうまく物語に織り交ぜて、いい感じの調整を加えています。お見事!
◎現実の人間にもスポットを当てたストーリー
アニメではなかった展開として、主役である細胞達が働いている職場(人間)にもストーリーを準備しています。というか、それを利用しないと全体のストーリー構成が成り立たちません。前述した「はたらく細胞Black」とのコラボも、オリジナルストーリーの構成自体も成り立ちません。正直、見事としか言いようがありません。人間側のストーリーが無ければ、高い完成度は得られなかったと思います。
◎役者陣も(ちょい役でも)超豪華!
映画というだけあって、役者陣の豪華さが際立ちます。人間パートの阿部サダヲさんと芦田愛菜さん、細胞パートの佐藤健さんと永野芽郁さんをはじめ、全体的に豪華豪華。誰も観たことある俳優さんのオンパレードです。ただ、細菌役の演者さんは誰だか判別しにくい場合もあるので残念。スタッフロールで気が付くというのは、「シン・仮面ライダー」の時と似ています・・・。また、全体感を駆け足で演出しているため、本来はもっと掘り下げてほしかった細胞達にスポットが当てられなかったのは、とても残念ところです。(マクロファージにもっと活躍してほしかったなぁ~とか思ったり)
◎最後に
前述したとおり、多少の問題はあるものの、全体的に非常に完成度の高い作品になっています。原作を知っている人も、アニメだけ視聴した人も、映画のみ観た人も、万人を満足させること出来る作品に仕上がっているます。ちょっとでも興味ある人は、足を運んでみてください!
それにしても・・・是非、続編を作ってもらいたいですね。職場を変えれば、まだまだ制作できそうです!私は・・・観に行きますよ!