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【映画感想文】「きみの色」に惹かれるワケ
2週間ほど前、母と映画を観に行きました。
見ようと思ったきっかけは、映画館での予告。
可愛らしいアニメーションと、綺麗な色が詰まった映像に、母も私も目を奪われました。
「最近のアニメ映画は、みんなクオリティが高いのね〜」と、まだ予告だけしか観てないのに、母が言ってました。
その予告がこちら↓
あらすじを短く説明しますと、
人を「色」で見ることのできる高校生のトツ子が、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみと、音楽好きの少年・ルイと出会い、物語が始まる。
3人は意気投合して、バンドを結成し、離島の古教会で練習を重ねるうちに、3人の間に、友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める……
と、いう感じです。
感想
主人公・トツ子の「好き」が溢れた映画だったと思う。
綺麗で可愛い色、音楽、場所、人で、画面がいっぱいだった。
この映画の魅力的なところの一つとして、まずトツ子というキャラクターが可愛い!というところを挙げたい。
もちろん、クールで綺麗で意外とロックなきみちゃんや、ちょっと中性的でやんわりとした雰囲気のルイくんも、素敵なんだけど、そんな個性溢れたキャラクターたちの中で、トツ子ちゃんが私の中では、1番魅力的だった!!
おっちょこちょいで、ふわふわした感じなんだけど、嬉しくなるとつい踊っちゃうところとか(すぐにぴょんぴょんする)、自分が惹かれるものに対して積極的なところとか。
いちいち、動きが可愛いんだよね。
きみちゃんやルイくんよりも喜怒哀楽がはっきりしてて、特に「喜」のときのトツ子ちゃんの顔の表情とか、体の動きが、良い!!
主人公がこんなにも魅力的なのは、この映画に惹かれる大きな理由だと思う。
二つ目は、3人の学園祭でのライブシーンでの曲がどれも個性的でいいところ。
学園祭に向けて、3人は、それぞれが考えた曲をバンドで演奏するんだけど、その3曲、どれも素敵なんだよね。
でも、やっぱり一番耳に残ってるのは、「水金地火木土天アーメン」。
不思議な歌詞とリズムが中毒性があって、映画見た後もずっと頭のなかで歌ってた。
三つ目は、個人的に好きだった所で、トツ子がジゼル(というバレエの踊り)を踊るシーン。
実は私、今はもう辞めちゃったけど、7年間習い事でバレエをやってたんです。
だから、トツ子の見よう見まねで振り付けを覚えてる感じとか、頭では綺麗に踊れてるんだけど体は意外とついてけてないところとか、めちゃくちゃ共感して見てた。
ルイくんが終始持ってた、あの音がウワァァーンって響く楽器 (テルミンというのね) がジゼルの雰囲気に合ってて綺麗だった。
ほんと、このシーン作った人、絶対バレエやってたよね??と疑うレベル。
アニメーターはすごいね。ほんとに。
以上!私の感想でした。
私はロマンチストなもんから、この映画の舞台になってた、キリスト教の全寮制の女子校とか、古教会とかにめっちゃ憧れながら、観てました。
なんか、教会のあの神秘的で厳かな雰囲気って、いいよね。
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