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2020年10月双葉町取材の記録(写真) その2 帰還困難区域へ入域する

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<続き>


 10月24日の夜は、少し酔った状態で三脚を持って宿の周辺を周り、星空の撮影にチャレンジした。浜通りは住んでいる人が少ないので、夜はとても暗い。そのおかげもあって、星空が非常に美しく、まるで降ってくるようだ。

 しかし実際は、僕の技術が稚拙なせいもあって、まともな写真はほとんど撮れなかった。今も、人に見せられるような星空の写真は撮ったことがない。

10月25日の朝、5時に起きて宿(南相馬市原町区)の周辺を散策

美しい日の出。
この日の朝食。

2020年でもまだあった仮設住宅

今もあるかどうかは定かではない。
復興住宅が整備されていた。
ショッピングモール。
モールの駐車場は非常に広い。仮設住宅の跡地と思われる。バイク乗りが集っていた。
原ノ町駅。

小高神社

小高駅。

前日に引き続き原子力災害伝承館へ

帰還困難区域へ

 伝承館を出た後は、帰還困難区域に入域します。この日は、1週間前までに届出を出し、ゲートでは身分証明書を提示して入域しました。これは双葉町民でも僕でも同じです。鵜沼久江さんの一時帰宅に同行するという形になります。

倉庫。
放置された業務用ダンプ。
鵜沼さんの自宅。原発事故から9年、随分と傾いている。
蜘蛛の巣が張っている。原発事故から数年は、蜘蛛の巣はみられなかったという。
約50頭の牛を育てていた牛舎。今も次から次へと餓死した牛の骨が出てくる。
新しく建設中だった牛舎。壁がないから建築物ではない、との理由で、
この牛舎に対する賠償は支払われていない。
ここは以前は田んぼだった。

<続く>


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