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なぜ「努力」をしてはいけないか?

「努力」についてあらためて考えさせられる記事がnoteにあった。

この記事の作者は映画『ルックバック』が見られないそうだ。なぜなら原作のマンガは読んだのだが、そこで主人公が脇目も振らず努力する姿を見て、同じマンガ家の自分は努力をしていないということを痛感させられ、打ちのめされたからだそうである。

この記事は多くの共感を集めているが、ぼくからすると「根本的な誤り」を抱えている。その誤りとは「努力をしなければならない」と考えているところである。努力を無批判に信奉しているところだ。それが誤りなのだ。

努力は、してはならないのである。しかしこれは、多くの人が知らないことだ。
そこでこの記事では、「なぜ努力をしてはいけないか?」ということについて書きたい。

まず、そもそも人はなぜ「努力」をするのだろうか?
それは、ほとんどの場合が「上の者から言われた」からだ。つまり教育の成果、もっというと洗脳の結果だ。元々努力する人など皆無である。子供はたいていダラダラしている。

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