これからの競争社会を生き抜く上で不可欠な「哲学力」を鍛えるためのツール
映画というものは、一九七〇年代までは「愛(Love)」についての内容がないとなかなかヒットしなかった。その傾向が変わったのは、一九七七年に『スター・ウォーズ』がヒットしてからだ。
『スター・ウォーズ』は、一見するとSF、もしくはヒーローアクションに見えるけれど、実際はきわめて哲学的だ。別の言い方でいうと、作中に「考えさせられる問い」が多く、また「描いていないこと」も多い。
最初の三部作であるエピソード4、5、6では、描いていないことがあまりにも多かった。だから、結局その他