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「高齢者本人が、望まない緊急搬送が相次ぐ事例を、地域としてどのように考えるか?」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年6月17日(金)第767号*****
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「高齢者本人が、望まない緊急搬送が相次ぐ事例を、地域としてどのように考えるか?」
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厚生労働省の統計によると、国民の約3割(27.9%)が「最期をむかえるときに生活したい場所」として「自宅」を希望している(2018年調査)が、2019年の統計では、自宅で死亡する割合は13.6%にすぎず、病院で死亡する割合は71.3%にのぼっている=グラフ・厚労省HPより。黄色と緑色のラインマーカーは、弊紙による加工。
その要因として、高齢者の体調が急変した(=心肺機能停止状態等に陥った)場合に、事前に本人が「心肺蘇生を拒否する意思表示をしていた」にも関わらず、救急車で搬送された際に「心肺蘇生が継続された」事例が約8割(79.5%)もあることがわかった。
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