懸念されるコロナ感染拡大への対策・高齢者施設と医療の連携「実効性確保の確認を」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年7月20日(木)第1027号*****
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懸念されるコロナ感染拡大への対策・高齢者施設と医療の連携「実効性確保の確認を」
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今夏で懸念される新型コロナ感染拡大への対策について、厚生労働省の加藤勝信大臣は「例えば、入院対象者の考え方を統一する等、前もって関係者の間で合意してほしいといった『留意事項』をまとめる」等と述べた=弊紙7月18日号で既報。
この「留意事項」について、厚労省は先週金曜(7月14日)に、都道府県等に対して「今夏の新型コロナウイルス感染症等の感染拡大に備えた、保健・医療提供体制の確認等について」と題した事務連絡文書(通達)を発出した。
この中で高齢者施設に関しては、感染拡大時に「地域の医療ひっ迫の状況等に応じ、軽症の患者等は高齢者施設内で療養頂くなどの対応が必要となる」と指摘し「施設等で、医師や看護師による往診・派遣を要請できる、医療機関の確保の再徹底」等を求めた=画像・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。
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