制限なしの江東区民まつり開催
江東区最大規模のお祭りである第41回江東区民まつりが14日、木場公園内で開かれた。今年は新型コロナウイルス感染症対策の制限はなく、多くの区民や利用客らがコロナ前のようにイベントを楽しんだ。
14日午前11時ごろ、木場公園大橋では木村弥生区長や山本香代子議長らによるテープカットが行われた。その後、フラッグ隊や小学生らによる金管バンドなどのパレードが実施され、晴天にも恵まれ沿道には多くの観客らが詰め掛けた。
区民まつりでは、ショーやフリーマーケット、屋台など多くの催し物が行われ、例年40万人以上が訪れる。一方で、新型コロナ感染拡大の影響で2020年と21年は開催を中止に。昨年は3年ぶりの開催となったが、感染症対策の徹底や入場制限が設けられた。今年は、制限なしで、都立木場公園を主会場とし江東区文化センター、豊住ゲートボール場でもイベントが開催された。
屋台は区内の飲食店だけでなく、江東区が設けた地下鉄8号線を紹介するブースや深川警察署が出店する防犯キャンペーンブースなど多種多様。北海道から沖縄県まで全国各地の地元名物を出す飲食の屋台には多くの利用客が列をなし、普段楽しめない本場の味に舌鼓を打っていた。
荒天の影響で15日の開催は中止になったが、出店した飲食店の責任者は「用意した食材は初日で売り切れた。活気が戻って来ているので来年はもっと期待できる」と話した。