今回のnote記事では、私が起業を志した理由と病院をやめるまでの葛藤と決意を紹介します。 大学時代に起業を決意医療の未来への危機感 大学時代は医学部のアメリカンフットボールに所属し、6年間を全うしました。4年生のときにはキャプテンを務め、医科歯科リーグ優勝を成し遂げました。 自分にとってもターニングポイントであり、5年生のころは読書に明け暮れました。経済、行政、政治、歴史、そして文化人類学。学んでいく中で、日本の高齢化/医療費高騰により「このままだと日本の医療は持続でき
こんにちは!株式会社データック 代表取締役の二宮英樹です。 今回の記事では、データックの事業開発について、今までの経緯を紹介していこうと思います。 創業初期の大変さデータックでは製薬企業のメディカルアフェアーズを顧客対象として、データベース研究の受託支援を行っています。この事業をやろうとしたのはもう3年くらい前になるのですが当初は思うように進みませんでした。本格的にやろうと考えたのは、一昨年の11月頃になります。 率直に言って最初は大変でした。大変だった理由が二つあって
こんにちは!株式会社データック 代表取締役の二宮英樹です。 今回の記事では、創業の経緯とデータックがデータベース研究に辿り着くまでのお話をさせていただきます。 脊椎外科手術とPROシステム2018年8月にデータックを創業しました。その当時、事業を行う上で考えていたことは患者さんの主観的指標であるPRO(Patient Reported Outcome)を活用するということです。 これは、私が元々関西で脳外科医をしていたことが原点となっています。関西では、脳外科医が脊柱管
こんにちは!株式会社データック代表取締役の二宮英樹です。 今回の記事では、データックが目指す世界、医学への貢献方法について紹介します。 データックのビジョンとミッションビジョン「医学の知の創出を加速する」 私たちは「医学の知の創出を加速する」というビジョンを掲げています。このビジョンが生まれた背景を説明します。 私は医師の役割には二つあると思っています。 一つは「臨床」です。今ある医療技術や医薬品を使って、目の前の患者様を治療することです。しかし臨床を行っていると、