ロスチャイルド家の終焉 〜パウエル議長による米国バブル崩壊〜
FRBのパウエル議長は、まるで米国のコロナ・バブルを崩壊させようとしているようです。
(記事より)
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はペンシルベニア州ヨークで開かれた会合で、FRBは持続的で力強い労働市場の育成に努めているとし、そのためには物価の安定が必要との考えを示した。
パウエル議長はフィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁らと共にペンシルベニア州ヨークを訪れ、地元の住民や企業の代表者らと経済状況について協議。「われわれは物価安定の回復に大きく焦点を当てている」と述べた。(以上)
つまり、この発言は、金利は下げない(さらに上げるかもわからない)という宣言です。
その先は、米国発の歴史的金融危機でしょう。
米国の総負債は122兆ドル(1京7000兆円)です。
負債は、米国の(世界一の)GDPの5.2倍と巨額です。
米国の負債、122兆ドル(1京7000兆円)の金利は5.25%なので、負債の利払いは、
122兆ドル×5.25%=6.4兆ドル(900兆円)。
GDP(23.32兆ドル)に対する利払いは、6.4兆ドル÷23.32兆ドル=27.4
%です。
とても返済出来る額ではありません。
問題は、このバブル崩壊は、「国際金融資本家の崩壊になるのか」です。
国際金融資本家のリーダーは、ロスチャイルド家、ロックフェラー家、JPモルガン等です。
この崩壊により、1760年代にフランクフルトで金融業を営んだ、初代マイヤー=アムシェルに始まる、300年続いたロスチャイルド家による世界支配はどうなるのか。
近年のロスチャイルド家の悲劇のひとつは、1953年に父親が始めた銀行帝国を監督したベンジャミン・ド・ロスチャイルドが、2021年に亡くなったことです。
同氏は、スイスのプレグニーにある自宅で心臓発作で死亡し、57歳だった。
さらに、2022年には、 エヴリン・ド・ロスチャイルド卿(91歳:巻頭写真)が死去しています。
NMロスチャイルド&サンズ・リミテッドのCEOを務め、エリザベス女王の財務アドバイザーの一人であった金融家です。
こうした出来事は、ロスチャイルド家の衰退の始まりとも言われています。
今回のパウエル議長の決意表明は、世界金融への影響力を失いつつあり、自滅的にも見える「国際資本家潰し」にも思えます。
そのようなシナリオならば、最大株主としてのロスチャイルド家のFRB支配から、真の米国(国民による)政府支配への大転換の始まりとなるのでしょう。
国際資本家は、世界各国の中央銀行(日銀も)への影響力(株主)もあります。
300年続いた国際金融システムの行方が、全く不透明になってきたようです。
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