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みかんがうまい!だけどちょっと寂しい。

冬、それもお正月に集中して「みかん」がなぜか食べたくなるのは、完全に子供の頃に経験したお正月にあったものだからだと思う。

で、品種にこだわりはないので、とりあえずスーパーでお手頃価格のもの&糖度を見て購入。

フルーツは普段からたべるけど、本気でこだわりがないので糖度も割と適当に選んでいるし、そもそも最近は低い(何度なら低いのかもわからん)ものなんて、並んでないっぽいので、気にもしてない。

そんな感じで選んだみかん。

一口食べて「うまーい、あまーい」だけしか出てこない。

しかもジューシーでみかんジュース飲んでいるみたいは、比喩的表現なしでそう思ってしまった。

でもちょっと寂しい

なんか毎年食べるごとに甘くなっている(そんなはずないが)のでは?と思うぐらい、もう全く最近のみかんには酸味がない。

それがなんだかちょっと寂しい。

別に酸味が好きなのではなく、ちょっと酸っぱい、または酸っぱいかもって思いながら、すこーし警戒しながら食べていたのが、私の子供の頃のみかんだった。

それが私の古い記憶(もう30年近く前)のお正月のみかんだった。

お正月には蜜柑が食べたくなる。それってきっと懐かしさを感じたかったのかもしれないなと、全然酸っぱくないみかんを食べて思う。

同じ食べ物だけど、もう違う食べ物に、なんだか少し寂しさを感じます。

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