最近の記事

日記

最近、価値観を波のように柔軟に変えていきたいという思いが強まってきた。しかし、言葉の世界に浸りすぎる自分に気づくたび、現実をそのまま感じ取る時間も必要だと感じるものの、なかなかそれが難しい。どうしても、頭の中にあふれる言葉の流れに引きずり込まれ、そこに囚われてしまう。そして、行き過ぎた言葉の思考に囚われると、すべてを言葉で切り分け、整理し、理解しようとする自分に気づく。もちろん、現実はそんなに単純ではないことは理解しているが、言葉で物事を考える癖が根深く、抜け切らないのだ。

    • 過剰な社会関心がもたらす危険性

      社会に対して過剰に関心を持つことの危険性について考えることは、現代社会の複雑な構造や個人の自由との関係を再評価するうえで極めて重要です。特に、社会全体の問題に深く関与しすぎると、個人が自分の意思や価値観を犠牲にしてしまう危険性があります。このような状況は、個々の人間が「社会のために存在する」かのように感じ、結果として「社会のための個人」という思想に陥りやすくなるためです。この問題をさまざまな観点から具体的に掘り下げ、ブログとして長文で論じていきます。 社会と個人の関係:バラ

      • 子孫を残すべきか?

        「子孫を残すべきか?」という問題は、現代の高度に複雑化した社会において、単純なイエス・ノーで答えることができない多層的な問いです。この問題に答えるためには、さまざまな知的・理論的視点を取り入れて考察する必要があります。ここでは、具体的な事例や現代の状況を踏まえながら、いくつかの主要な視点からこの問題を掘り下げていきます。 1. 進化生物学的観点とテクノロジーの進展 進化生物学の視点からは、生命の根源的な目的が「遺伝子の伝達」であると考えられています。ドーキンスが主張する「

        • 人の不幸は社会への関心から始まっていると思う。

          なぜか、社会人になって数年が経つと絵が描けなくなったり工作をしても昔のような高揚感が出てこない、この現象は一体なんでなんだろうと、最近ずっとこの事を考えていたんだけどようやくわかった気がする。 そのきっかけは、兵庫県知事のパワハラ問題からで、知事がよく県民の皆様に申し訳ないというけれど、それなら職員も県民なんだから大切にすればいいのにと思ったことがきっかけだった。 その時にふと、大きく物事を見ると手前に関心がなくなるんだなと思い、それが社会的に意義がある事しか興味がなくなる事

          多様性とても大事だけど

          私 多様性はとても大事だけど、そもそも社会自体が多様性に向かないと思う。 本当の意味での多様性を作るには結局個人や家族単位で必要なインフラや食料を自給できる仕組み作りが必要だと思う。 もしくは全身で社会に浸かるのではなく半身で社会に入りもう半身で小さな自給コミュニティを作る必要があると思う。 ともかく全身で社会に浸からせようとするから多様性を持てなくなるのではないでしょうか? ChatGPT非常に興味深い視点ですね。社会全体が多様性を受け入れるには、現在の構造が一部適さない

          多様性とても大事だけど

          大人ってなんなんだろう

          大人ってなんなんだろうか。5年ほど前に仲の良い友達二人と一緒にマインクラフトで誰のゲームで作った家が一番住みたいかを競うことになった。 自分はモデルハウスのような家を作り、内心では「いい家ができた」と思っていた。しかし、他の友達の家を見ると、ケーキの家やターザンに出てきそうな秘密基地のような家を作っていて、「自分は大人になってしまったんだな」と心の底から感じた。自分にはそんな家を作ろうという発想すらなかったからだ。 でもよく考えてみると、小さい頃は秘密基地や食べ物の家に憧

          大人ってなんなんだろう

          共同体感覚と差別

          都市化と差別の問題は、社会学や環境心理学においても重要な議論の一つです。都市に生きる私たちがどのように自然や他者との関係を形成し、無意識に差別的な態度を取る可能性があるかを考えることは、現代の都市社会を理解する上で不可欠です。本記事では、都市化と差別の関係について、学術的な視点や関連研究を踏まえて議論を深めていきます。 1. 差別の心理的起源と学習行動 差別の起源を考える上で、心理学的観点から「社会的学習理論」が有用です。バンデューラ(Albert Bandura)の社会

          共同体感覚と差別

          嫌われる勇気から好かれる勇気に時代が転換してきていると思う

          現代社会の変遷を考察すると、私たちは「嫌われる勇気」から「好かれる勇気」へと、徐々にシフトしていることが感じられます。この変化は、単なる表面的な価値観の変遷ではなく、私たちの内面における深い意識変革を反映していると言えます。かつては、自分の意見や信念を貫くために、他者からの批判や非難を恐れずに行動することが強さとされ、それが成功への鍵であると信じられてきました。しかし、現代においては、そのような強さだけではなく、むしろ自分の弱さや欠点を受け入れ、それを他者と共有することが、よ

          嫌われる勇気から好かれる勇気に時代が転換してきていると思う