アミロイドβは認知症の原因か?実は循環器障害
認知症の原因は様々です。もっとも大きな原因は老化です。また水分不足も大きな原因と言われています。一般に言われているアミロイドβ説は仮説であり絶対ではないのです。製薬会社がアミロイドβに焦点を当てた薬を開発していますがアルツハイマーに対して大きな成果が出ているとは言えません。
私が認知症は循環器障害であると言う理由を述べてみたいと思います。
アミロイドβ仮説の問題点
一般にアルツハイマー病はアミロイドβと言う脳のごみがたまるために脳が委縮し記憶障害が起こると言われています。しかしこれは仮説であり、確定ではありません。現在色々な研究がされていてアミロイドベータが有る方が認知症になりにくいと言う研究まで有るのです。
脳の掃除機能とアミロイドβの種類
脳には記事で紹介しているようにグリンパテックシステムと言う掃除する機能があって、脳のごみは排出されます。よく眠り良く動けばグリンパテックシステムが正常に働き脳を気付付けることは少ないのです。
最もアミロイドβはいろいろな種類が有って有用なものも有るという事も別の記事で示しています。なんでもそうですがたくさんあればいいと言うものでなく適量がいいという事に尽きると思います。
循環器障害説とその根拠
私は認知症においては循環器障害であると考えています。認知症の症状は循環器障害の症状に似ています。認知症の方は動きが鈍く呼吸が浅いのが特徴です。その為体だけでなく脳に栄養や酸素のめぐりが悪くなり、体だけでなく脳の働きも悪くなり様々な認知障害が出てきます。
これに気が付いたのは私が水分不足で家の鍵が開けれなくなった時と同じ感覚だと思ったのです。鍵を見てドアのカギに刺すのですがそこからかぎが開けられずガチャガチャガチャと繰り返す。ドアノブを押してドアを開けられないのです。非常に焦りました。これはいかんと落ち着いて最初からやり直して難なく家に入ったのですが、その時に水分不足に気が付きました。認知症の方もこれと同じような事が起こっているのだと痛感しました。
循環器障害の予防と改善
循環器障害の原因に書かれているように脱水症に注目すると、水分補給で認知症の症状が改善するのです。水分が十分に補給されると血液はサラサラになり、酸素も栄養も循環しやすくなります。これにより体は元気になっていきます。当然脳も体の一部ですから元気であり正常な認識もできるようになります。
水分補給のほかに運動をするのも循環器障害の予防改善となります。もっとも簡単な運動は第二の心臓と言われる脹脛(ふくらはぎ)の運動で循環器機能が改善すると言われます。つま先を上げたり下げたりする運動です。歩くのも推奨されますね。これは脹脛だけでなく足全体の運動になるためさらに血液の循環が良くなります。
このように認知症はアミロイドβが原因でなく血液の循環の悪さ、循環器の障害であると言えるのです。
以下のサイトを参考にしてください。
参考
「脳のゴミ」ではない!アミロイドβが多い方が「認知症」リスクが低いのか [認知症] All About
循環障害 はどんな病気? - 病名検索ホスピタ (hospita.jp)