図書館への散歩
2007年7月、続けて散歩の日記です。
日曜は雨だったが、午後から例によって監視人が歩きたいとのこと、傘をさして市営の図書館まで行ってきた。大通りを避けて、ぶらぶら歩いて30分くらいだから、丁度良い距離だ。
住宅地を歩くと、大小、和洋さまざまな家がある。いかにも古ぼけた、板張りの小さな平屋がところどころにあり、例によって、老夫婦が住んでいるに違いないなどと言うのだが、中には、窓から明かりがなく、壁の一部が損傷し、勿論表札もなく、どう見ても、誰も住んでいないであろう家もある。かと思うと、大きく立派な家もあり、大谷石の塀の上に見える庭木も立派だ。そういう家は、別の意味で表札のない家が多い。
途中の公園にはだれもいない。桜の葉が赤く、公孫樹の葉が黄色く染まっている。時折、風が吹くと、枯葉が色紙の如く、宙に舞う。
図書館は、いかにも田舎で、本の冊数も少なく、おまけに、全ての本が相当古く、朽ち果てそうだ。近所の本屋の方が多いなとは、思ったが、なにせ、ただ、無料だ。借りていた本を返し、新たに二入で十冊ほど借り、リックにつめて帰宅した。往復で1時間ほどだっただろうか。
監視人どのは、歩いたことに、私は5冊ほどの厚い本に、満足した散歩だった。
追:ヘッダーは当時ワイナリーに散歩した時の私の写真、
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