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楽しく斬新な歯の健康管理
免責事項
本稿の内容は素人の考えであり専門性はありません。
こんにちは。
「いい歯のために」というお題のコンテストがあるらしいです。通知が教えてくれました。
やってみたところ、次のような結論が出てきました。
いい歯のためには、趣味を楽しめば12%の効果がある。
ただし、これは見た感じちょっとふざけています。
これを鵜吞みにはできないのかもしれません。
では、どうしてこのような結論になったのか?
それを示していきます。
1. 質問「いい歯のために」は何を求めているのか?
「いい歯のために」と聞くと、潜在的に次のような問いが隠れているように思う。
「いい歯のために」+「どうすると良いか?」
この問いに対して、真っ先に思い浮かぶのはコレだろう。
「いい歯のために」+「歯磨きをすると良い」
この回答が抱える問題の一つとして、既に多くの人が知っているから情報としての価値が薄いということが挙げられると思う。
1-1. 価値とは?
一般的に価値とは、”役に立つ度合い”のことだ。
では、「いい歯のために歯磨きをするべきだ」はどのように”役立たない”のだろうか?
”役に立つ”には様々な種類があると思う。
その中には例えば次のようなものがある。
”役に立つ”の要素
◆再現性:いつもなるべく同じ結果を提供できること
◆娯楽性:楽しいこと、面白いこと
◆新規性:従来には無かったこと、できなかったこと
◆安心感:安心安全で警戒する必要がないこと
ただし、この4つは完全に独立ではないと思う。
それぞれが互いに関係している部分があり、絡まり合っている。
例えば、新規性が高いと娯楽性も高い傾向があるとか。
ゴチャゴチャ言ってしまったので、簡単にまとめておく。
価値 (=役に立つ度合い)
※この4つは一例です。信憑性も網羅性も不明です。
◆頼りがい
◆楽しさ
◆斬新さ
◆安心感
例えば人間の価値について適用すれば、信頼できて面白くて斬新で落ち着くような人物は価値が高いということだ。
実際にそのような人は人気者だろう。
何の話をしていたかというと、「いい歯のために歯磨きをするべきだ」という話はどうして価値が低いのか? ということだった。
その理由として、「楽しさ」と「斬新さ」が薄いからでは? という仮説が立てられた。
2. 楽しく斬新な歯の健康管理
「いい歯のために」という質問に対して、価値の高い回答をしたい。
だから、「楽しさ」と「斬新さ」の大きい回答を考える。
「楽しさ」の時点で斬新な気もするので、「楽しさ」メインで考えてみる。
2-1. 数値化:何でも有効と考えてみる
「いい歯のためにどうすれば良いか?」
「いい歯のために○○すると良い」
この「○○」には任意の行動を入れても成立すると考える。
するとこうなる。
例
「いい歯のために歯磨きすると良い」
「いい歯のために飲酒すると良い」
「いい歯のために運動すると良い」
「いい歯のために旅行すると良い」
これで、歯磨きをより広い色々な行動と結び付けて考えることができるようになった。
これで「楽しさ」が向上したと考える。
例えばゲームが好きな人であれば、「いい歯のためにゲームすると良い」という可能性を考えることができるようになった。
実際のところは、ゲームに夢中になることで食事が減り虫歯リスクが低減するかもしれないし、反対に唾液の減少によってリスクが増加するかもしれない。
この評価には正解が無いため難しいところだ。
ともかく、更に加工する。
それぞれの手段がどのくらい良いのかを示す点数を付け足す。この点数を重要度と呼ぶ。
「いい歯のために歯磨きすると○○点だけ良い」
「いい歯のために飲酒すると○○点だけ良い」
「いい歯のために運動すると○○点だけ良い」
「いい歯のために旅行すると○○点だけ良い」
重要度を仮に次のようにおく。
繰り返しになるが、この点数評価が難しいポイントだ。
重要度の評価 (一例)
「いい歯のために歯磨きすると+80点だけ良い」
「いい歯のために飲酒すると-20点だけ良い」
「いい歯のために運動すると+30点だけ良い」
「いい歯のために旅行すると±0点だけ良い」
重要度の大きい順に並び換える。
①「いい歯のために歯磨きすると+80点だけ良い」
②「いい歯のために運動すると+30点だけ良い」
③「いい歯のために旅行すると0点だけ良い」
④「いい歯のために飲酒すると-20点だけ良い」
こんな感じで、優先順位みたいなリストが得られた。
2-2. 手段展開:手段の手段の手段の……
仮に「いい歯のためには歯磨きをすると良い」とすると、「じゃあ、いい歯磨きのためにはどうすれば良いの?」という疑問が出てくる。
次のような、目的と手段の連鎖が考えられる。
いい歯
↑
いい歯磨き
↑
いい歯ブラシ
↑
お金
↑
仕事
↑
略
※注意
この図は一例です。
目的と手段の繫がりは、実際には多岐にわたるうえに不明瞭で評価が難しい、あるいは不可能です。
こんな感じで、より幅広い行動が関係していることが見えてくる。
ここで注目しているメリットは、行動の候補が増えたことで、その中から自分が楽しいと思える行動を見付けやすくなったということだ。楽しさだ。
2-3. 合体(数値化×手段展開)
左側が手段で、右側が目的。
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数字は重要度。
前述の通り、それぞれの手段がどのくらい良いのかを示す点数を示している。
この図における重要度の値は一例にすぎない。
色々な評価方法があると思う。
重要度がゼロの「旅行する」は無関係として放置する。
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▲重要度が合計100になるように調整。
▼重要度を配分していく。
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最終的には、「いい歯のために」の結論として下図が得られる。
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この結論はあくまでこの例の場合でしかない。
項目をたくさん増やして同様の処理をすれば、より現実的な結論が得られると思う。
あとは頑張ってください(?)
以上で、「いい歯のために」に対して「趣味を楽しめば12%の効果がある」という”楽しい”かつ”斬新な”回答を用意できたと考える。
よって、「いい歯のために歯磨きすべき」という退屈な回答を避け、価値のある回答を提示できたと見なす。
※ただし、この結論を導くために無根拠に前提した事柄がたくさんあるので、そちらの検証が必要です。
3. 結論:「いい歯のためには?」
いい歯のためには、趣味を楽しめば12%の効果がある……
かもしれないし、そうではないかもしれない。
おわりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ちなみに冒頭のコンテストはとっくに終わってました。